異世界から転生した王女が現代社会に馴染めません

第1話

ある日、目が覚めたらそこには知らない世界が広がっていて、知らない男の人が立っていた。

「えっ!!…ここはどこですか?」

「えーっと、日本という場所ですが、その服と耳はコスプレかなにかですか?」

彼女はエロゲでよくありそうな、衣服がところどころ破れている、いや溶けているいるような服だったのだ。

「‥コ ス プ レってなんですか?」

その彼女は不思議そうに尋ねて来た。

「コスプレじゃないんですか?」

コスプレの意味を教えてみたら

「し、し失礼な人ですね」

顔を赤くして答えた。

「う、嘘じゃあ、あなたはどこの人、何ですか?」

彼女は不思議そうに答えた。

「えーっと、リスキー王国という場所なんですけど、ご存知ないですか?」

彼女は上目遣いで言ってきた。

「…」

「あのー、もしもーし」

俺は数秒もの間、ゲームのようにフリーズしていた。

俺は慌ててポケットからスマホを取り出しインターネットでリスキー王国という語句を検索するも該当なしという文字が表示された…。

「ご、ごめんなさい、スマホで調べてみたけど、やっぱりわからないんだけど」

「ス マ ホ?何ですかそれ?」

「スマートフォンって知らない?」

「知りません」

彼女は嘘をついているような様子はない

「えーっと、ところで君の名前を教えてもらっていい?あっ、ちなみに僕の名前は、新原才登」

「さいとさんですね、わかりました。えーっと私の名はリスキー王国第ニ王女 エミー・グレンジャーです。エミーと呼んでください‼︎」

彼女は笑顔でそう言った。

俺は知るよしもなかったこれから先、大変ことになることを…





  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る