キャラ設定2(屋台のおっさん~シュワイン・ネイヒステン)

屋台のおっさん

ルービックキューブみたいな形をしたお菓子を売る屋台のおっさん。ちなみにお菓子の名前はナイブ。気前がいい。同年齢の妻がおり、結婚十年目。妻は王宮に仕える文官の1人。


「ついでに言うと、実は俺、ナイブ嫌いなんだよね」

「ならなんで売ってるんですか!?」

「いや、味はあれだが見た目が珍しいだろ?」

「言っちゃったよ、この人、自分の商品は味かあれって貶しちゃったよ……」

「まぁ、最近の若い女の子には人気なんだけどな」

「……最近の女の子、胃が強すぎねぇか?」


ナイブの売れ行きはイマイチ、でも売り続ける。なぜなら、無職は嫌だから。


✟ ✟ ✟ ✟ ✟


リーベ・プリンゼシン

プリンゼシン公爵家の一人娘。プリンゼシン公爵家は子宝にあまり恵まれなかったため、次期家主となった。人間恐怖症だが、好奇心旺盛。転移者マニア。本編では語られていないが、非常に頭が良く、特に記憶力が良い。真雫と仲良し。


「頭、良かったのな」

「身体能力は悪いですけどね。でも、頭なら自信はありますよ?」

「ホントに?じゃあ、どんなに頼んでも、売ってくれない人のお仕事は?」

占い師うらないし

「早っ!即答かよ」

「朝飯前です。もう昼ですけど」

「そのネタはあまり受けないと思うぞ?っていうか、キャラ設定コーナーに時間の概念はあるのか?」

「さぁ、言ってみただけです」


 希空を軽く意識し始めていたり、いなかったり。それについては本編で。


✟ ✟ ✟ ✟ ✟


リター・ハイリグン

ケーニヒクライヒ王国のパラディン。ワイルドな中年。頭脳明晰、身体能力抜群の文武両道。やや、俺様君。


「俺様君とはなんだ?」

「うーん、我が道を進む、みたいな?」

「なるほど、確かに俺だな」

「あっさり認めましたね……」

「人生、諦めが肝心だからな」

「それ、人生失敗した人に言えます?」

「お前は失敗したのか?」

「いえ、してませんけど?」

「なら大丈夫だ」

「……調子狂うなぁ」

「そういえばノア」

「なんです?」

「あの時はよく俺を足でまといと言ってくれたな?」

「あ、あれは……」

「その報い、ここで受けるべし!」

「やめれ!真剣抜くな!足でまといって言っただけで死ぬのはゴメンだ!」

「なら、武器を取って防げ。戦うぞ」

「……誘導尋問!?ハイスペックなバトルジャンキーかよ……」


✟ ✟ ✟ ✟ ✟


シューネ

ネイヒステン王国に行く途中に滞在した村の幼女。将来きっとモテるだろう、と希空は確信している。希空達に黒い影の退治を頼んだ。


「ねぇ、いつ退治してくれるの?」

「あ、いや、うん。それは……」

「怖いよ、怖いよぉ」

「ほら、泣かないで。俺達が助けに行くから」

「……ホント?」

「ほんとほんと」

「……嘘だったら、呪うよ?」

「怖いこと言うなぁ!」

「足の裏が痒くなって、他のことに集中出来なくなる呪い、かけるよ?」

「何それ地味に嫌なんだけど」

「そして、死ぬ前夜に殺人鬼100人に追われる夢を見て、翌日それが本当になって死んでしまう呪い、かけるよ」

「怖いよ、この娘の言っていること、怖いよぉ」


✟ ✟ ✟ ✟ ✟


シュワイン・ネイヒステン

ネイヒステン王国の元国王。何者かにより殺される。頭が中々に切れて、賢王と呼ばれていた。見た目は豚。リーベに求婚しているが、相手にされていなかった。何者かに殺されたため、恐らく本編にはもう出てこない。


「なっ、余はこれでもう出番おしまいか!?」

「死んじゃいましたもんね」

「これはあれだな、漫画みたいにスピンオフで余の昔話が語られる的な」

「いや、なんで漫画を知っているのです……?」

「とにかく、あなたは出番はございません」

「なっ、作者からも出番こない発言だと……!?……なら、ここですべてネタバレしてやる!」

「な、おい──」

「オンケルは実は──」

「アーアーきこえなーい!」


あと執念深い。

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