キャラ設定2(屋台のおっさん~シュワイン・ネイヒステン)
屋台のおっさん
ルービックキューブみたいな形をしたお菓子を売る屋台のおっさん。ちなみにお菓子の名前はナイブ。気前がいい。同年齢の妻がおり、結婚十年目。妻は王宮に仕える文官の1人。
「ついでに言うと、実は俺、ナイブ嫌いなんだよね」
「ならなんで売ってるんですか!?」
「いや、味はあれだが見た目が珍しいだろ?」
「言っちゃったよ、この人、自分の商品は味かあれって貶しちゃったよ……」
「まぁ、最近の若い女の子には人気なんだけどな」
「……最近の女の子、胃が強すぎねぇか?」
ナイブの売れ行きはイマイチ、でも売り続ける。なぜなら、無職は嫌だから。
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リーベ・プリンゼシン
プリンゼシン公爵家の一人娘。プリンゼシン公爵家は子宝にあまり恵まれなかったため、次期家主となった。人間恐怖症だが、好奇心旺盛。転移者マニア。本編では語られていないが、非常に頭が良く、特に記憶力が良い。真雫と仲良し。
「頭、良かったのな」
「身体能力は悪いですけどね。でも、頭なら自信はありますよ?」
「ホントに?じゃあ、どんなに頼んでも、売ってくれない人のお仕事は?」
「
「早っ!即答かよ」
「朝飯前です。もう昼ですけど」
「そのネタはあまり受けないと思うぞ?っていうか、キャラ設定コーナーに時間の概念はあるのか?」
「さぁ、言ってみただけです」
希空を軽く意識し始めていたり、いなかったり。それについては本編で。
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リター・ハイリグン
ケーニヒクライヒ王国のパラディン。ワイルドな中年。頭脳明晰、身体能力抜群の文武両道。やや、俺様君。
「俺様君とはなんだ?」
「うーん、我が道を進む、みたいな?」
「なるほど、確かに俺だな」
「あっさり認めましたね……」
「人生、諦めが肝心だからな」
「それ、人生失敗した人に言えます?」
「お前は失敗したのか?」
「いえ、してませんけど?」
「なら大丈夫だ」
「……調子狂うなぁ」
「そういえばノア」
「なんです?」
「あの時はよく俺を足でまといと言ってくれたな?」
「あ、あれは……」
「その報い、ここで受けるべし!」
「やめれ!真剣抜くな!足でまといって言っただけで死ぬのはゴメンだ!」
「なら、武器を取って防げ。戦うぞ」
「……誘導尋問!?ハイスペックなバトルジャンキーかよ……」
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シューネ
ネイヒステン王国に行く途中に滞在した村の幼女。将来きっとモテるだろう、と希空は確信している。希空達に黒い影の退治を頼んだ。
「ねぇ、いつ退治してくれるの?」
「あ、いや、うん。それは……」
「怖いよ、怖いよぉ」
「ほら、泣かないで。俺達が助けに行くから」
「……ホント?」
「ほんとほんと」
「……嘘だったら、呪うよ?」
「怖いこと言うなぁ!」
「足の裏が痒くなって、他のことに集中出来なくなる呪い、かけるよ?」
「何それ地味に嫌なんだけど」
「そして、死ぬ前夜に殺人鬼100人に追われる夢を見て、翌日それが本当になって死んでしまう呪い、かけるよ」
「怖いよ、この娘の言っていること、怖いよぉ」
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シュワイン・ネイヒステン
ネイヒステン王国の元国王。何者かにより殺される。頭が中々に切れて、賢王と呼ばれていた。見た目は豚。リーベに求婚しているが、相手にされていなかった。何者かに殺されたため、恐らく本編にはもう出てこない。
「なっ、余はこれでもう出番おしまいか!?」
「死んじゃいましたもんね」
「これはあれだな、漫画みたいにスピンオフで余の昔話が語られる的な」
「いや、なんで漫画を知っているのです……?」
「とにかく、あなたは出番はございません」
「なっ、作者からも出番こない発言だと……!?……なら、ここですべてネタバレしてやる!」
「な、おい──」
「オンケルは実は──」
「アーアーきこえなーい!」
あと執念深い。
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