交差点


赤信号を無視して

交差点に突っ込んだ

車?

そんなもの必要無かった

おれの裸体が

そのまま道路を滑走した

法律?

それが何なんだよ?

てめえらはそこで長生きしてろ

「おれ流以外に興味ねえぜ!」

そう叫ぶと心のアクセルを激しく踏み込んだ

風が囁く

もう後戻りは出来ないと

望むところだ

そして目の前に広がるこれから自分が変革すべき世界を見つめた


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る