なにかが


わたしは

きょう

かぜをひいて

ねつがあるので

おかあさんと

あさ

びょういんに

いくので

いった

かえりに

こうえんで

ちいさなこどもが

たくさんいた

からだが

ゆきでできていた

だれもいないはずの

こうえんで

あそんでいた

わたしも

なかまにいれてほしかった

だけど

もじもじしているだけだった

たいようが

げんきになり

みんな

そのことにきづかないまま

わらいながら

すこしづつ

ちいさくなった

とけた

おかあさんは

「さあいこう」

とてもやさしいこえで

いった

わたしは

なにかがおかしいとおもった


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