中央 王城

『無人の王城』レジェンド

・概要


戦場の中心であり、この国の中心、首都となる白い城。人工の小高い山の上にあり、かなり遠くからでも白さが見える。

名ばかりの王族の住居であり、カンパニーが存在を許した重要文化財でもある。

現在、戦争中にて、その中心に流石に王族を残しておくわけにはいかないと、現在は見張りの兵士もいない無人となっている。

一般の国民は経緯をもって中には入らず、泥棒もすでに金目のものはカンパニーに取られた後と、結果として誰も入ろうとしない。


・地理


土台自体が2mを超える段を作るように土を積み重ねてあり、階段状の山の上に城が乗っている感じになっている。

段の側面には切り出された黒い大きな石を這いつけるように積み重ね、右回りの螺旋状の坂道をいくつかの城門を超えて登ってやっと本殿ともいえる城の本体にたどり着ける。

本体の城も石造りで円柱状に円錐の屋根を取り付けてあり、壁も屋根も白い漆喰を縫って作られたまっし白な城。壁、見張りの塔、門に少し弾痕がある。

城ゆえに内装は豪華で、かつ入り組んでいる。

また段々の山を作る際に埋められた隠し通路や地下の脱出トンネルと城として必要な施設はそろっている。

最上部に塔があり、そこが王族の生活圏になっていた。塔のテッペンは見晴らしが良く、またそこに最終兵器の隠し場所につながるヒントがある、と一時期話題となっていたが、カンパニー相手に発動しなかったことから、デマだったと今では思われている。


・特産


中の金目のものはカンパニーがすでに回収している。それでも調度品や残された品は一級品で、武具や魔法のアイテムの中で地味なものは価値が理解されておらず、残されていることがある。

盗掘にはあっている。ただし宝物庫ではなく、食料庫などが漁られ、周囲のエピックに回されている。なので食べ物は塩粒一つ残っていない。

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