サンタクロースを 中学生二年生まで信じていた

私の従兄弟に すごく 作り話がうまいお兄ちゃんが居て


Faxを 霊界通信 に 繋がる電話だぞー とか

笑い袋を 買ってきて トイレに仕掛けたりとか


まあ、そのお兄ちゃんに騙されて


私も 同い年の従姉妹も 中学生までサンタクロースを信じていた。


サンタクロースがフィンランドにしか居ない と 知った のは 中二の頃で


気付かせたのは親友の 『福ちゃん は いつまで サンタクロース を 信じてた?』 の 一言だった。


え!! ってなったけど 平静を装ったのを覚えている。


そして 中三の 夏。

事件は起こった。


旗日だから プールに入れない、というクラスメイトに


入れるタイプ の タン○ン 使えば?


と 言ったら


何言ってんの? 福倉さん。処女を生理用品に捧げる気?


と 返されて。


気がついたら、私は倒れていた。


頭がくらくらして、過呼吸を起こしていた。


貧血? 喘息? とにかく保健室に! と。


そのあとは暗転して 何も 覚えていない。

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