時間
時間とは、不可逆的な混沌の極みである。
なぜなら人間は不可逆性なものであると知りながら、断片的な可逆性を望み、夢見るからである。
そもそも、時間とは空間の流れを図る物差しである。
だから、時間は流れるし、月日も流れる。
面白いのは、ここで流れるという表現を使う以上、対義語は停滞のはずなのに、人間は停滞よりも逆行を望むという点だ。
このような意思は、時間に関係する概念以外では存在しない。
この時間という概念が、無意識的意識をも混沌化させているのだ。
時間は混沌の本質であるのだ。
時間に、いや混沌に追われる日々から脱出したい。
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