☆【長編】di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~

【概要】

https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517

 タイトル:di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~

 作者:月ノ瀬 静流

 ジャンル:現代ファンタジー

 状態:連載中

 文字数:890,015字(2020/11/29現在)


【あらすじ】

 藤咲メイシアは己の身体を差し出した。自らの家を救うために、親族の命を守るために、きな臭い噂も立つ鷹刀家に助けを請うた。藤咲家の者を誘拐したのは、凶賊と呼ばれるマフィア一家。凶賊には凶賊をと、メイシアは凶賊である鷹刀一族に助けを求めたのだが……

 それすらも仕組まれた罠だったとしたら? 陰謀に陰謀を重ねた周到な水面下の抗争に、すでにメイシアは巻き込まれていた。


【語り愛】

 タイトルすごいですよね。


 いや開幕からこれってなんだよ。すみません。でもこのタイトル見たとき「ふぉぉお……」となってしまって。

 なんというか、見た瞬間に「こいつぁファンタジーですな」ってわかるタイトルじゃありません? ディヴァインって神の~とか、そういう意味だった気がするし、sinですよ。罪ですよ。神々の争いに巻き込まれてお前の罪を数えろ的な異世界ファンタジーかな、なんて妄想するじゃないですか。しない?


 ところがどっこいサイバネティックス。


 近未来というよりはパラレルワールドみたいですね、って言ったら作者様にそんな認識で大丈夫ですって言われたのでそんな世界観です。だから端末機器使いまくるしパソコンとかもちろんだしドローン使って情報戦したり生体認証もモロ科学の粋を集めた感じでつまるところタイトルとのギャップです。

 内容もボーイ・ミーツ・ガールを基軸にしつつも権謀術数とかそういうワードが似合う、ごちゃごちゃに陰謀や思惑を混ぜこんだシナリオです。たぶん何度も読み返してこそ本領発揮する作品だと思う。


 お家騒動とか、ストラテジーとか、頭脳戦とか好物の方に刺さりそうなお話です。複雑であることは時にデメリットになりますが、その混沌が心地よいときもあるので要は受け手の需要次第かなって気がします。

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