第10話:駐車場での出来事

 私は首を回しながら言います。

「はぁ、疲れたよ。っていうかサンキュウ、藤田。」

 藤田が

「お前が死ななかっただけ良かったよ。」と言います。

「前に進もうぜ。」私が言います。

「待て。デクチャレフを取るから。」と藤田がいう。そして藤田は、デグチャレフを取りました。

「syスキャン開始!」私が言います。

 SYスキャンとは運営(日本死者総監府)が班長の位置だけ特定して、その位置を携帯に全プレイヤーの携帯に公開するというスキャンであります。

「現在、全滅1チーム近くに敵影無し。次のスキャンまでに鹿児島を抜ける。」私が言います。

「了解。」藤田が言う。

 ターン

 弾が私の足元に当たります。

「隠れろ!」藤田に言います。

 とは言っても佐多岬駐車場なので隠れるところはあまり無い。

「北側の山の頂上の木に発砲炎。距離800m。音の種類からAWMだと思われたし。」と私が言います。

「どちらが殺すんだ!」藤田が言います。

「藤田はその周囲を確認していたら撃ってくれ。」

「了解」

 私はヘカート2を実体化させ、撃っている男の頭を狙う。だが、そんなに時間はかけられないはずだ。なぜなら

「3人が山を降りてる!こちら側にだ。で武装は・・・全員81式!」藤田が言います。

 やばいな。81式で撃たれたら死ぬから。

「おい藤田!5秒81のやつを引き寄せろ!」私が言います。

「分かった。」藤田が言います。

 狙撃が同じ木に登っているからあの木の根元を折れば81を殺す時間はある!

 私はあの木の根元を狙います。

 ターン

 ボカーン

「へ?」81のやつが向こうを向く間に

 だだだだだだだだだだだだだん。

 私がAK-47をフルオートで連射。全員死亡確認しました。

「おい藤田。81は殺した。」

「了解。って今お前が撃った弾は?」

「炸裂弾」

「はぁ?お前はどんな弾を持ってるんだ?」

「作った弾がダムダム弾と炸裂弾だろ、そして7.62と12.6。」

「ドンだけ種類持ってるんだよ。」

「ははははは」

 チュン

 アブねえ。生きてやがったのか。

「藤田、M24で殺してしまえ。」

「了解」

 チュン   チュン

「死亡確認」

 私は藤田が撃ってる間装甲車を探して持ってきました。

「乗れ」私が言います。

 藤田が乗り、屋上の銃を藤田が持ち、出発しました。

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