第7話:射撃場

 まずは食品街で・・・。

「とんかつ定食で」私が言います。

 ここは料理というものは一切手を触れずにできるらしいです。だからここには人は居ません。

 私は機械に向かって「とんかつ定食で。」と言ったのでした。その代わり、部屋は片付き、机もきれいに並べられています。そして一人で食べます。何か悲しいし、さびしいです。そうして待ちに待った射撃訓練。

 私はヘカート2を実体化させ、それとともに寝そべってヘカート2を構えます。そして1km先の的を狙います。

「これはこれは、やりやすいように案内でも出ると思えば、違うんだな。」

 そして一発目。

 バーン

「ちょっと外れたな。そして反動がM24よりちと大きいかな。弾は現実と同じように落ちるんだね。」

 そしてボルトを引いて2発目

 バーン

 狙い通り真ん中へ弾は吸い込まれていきました。

「慣れたかも。」

 もう一回ボルトを引いて3発目。今度は2kmの的を狙います。

 バーン

「うーん、ちょっと威力がそがれたかも。でも問題ない。」

 私は今度AK-47を実体化させ、撃ちます。

 えっ、撃った弾はどうなるのって。心配ありません。大会でなければ撃った弾数後で戻ってきます。

 まずはドンだけ連射で反動があるかを検証。

 ダダダダダダダダダダダダン

「うーん、M4よりかは反動が強いけど火力は強くて良いわ。」

 これを全部真ん中に当てられるまでやり続けます。



 ーーーーーーーーーーーーーーーーー1時間後ーーーーーーーーーーーーーーー

 ダダダダダダダダダダダダン

「全部真ん中だ。」

 時間をみると19時です。

「あと2時間か。かえって寝よ。」

 私は日本死者総監府へと帰りました。

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