第43話

「なるほど可愛ィ~な 😆💕」

 アゴの下に指を差し入れ、クイッと上げられた。


「ゥ…う、」ボクは呻くばかりで声も出せない。

「よしなよ! オルガ!!」

 アリスが鋭い眼差しでオルガを睨んだ。


「そォ~よ! この子はアンのモノなンだから!!」

 赤毛の美少女が抱きついてきた。

「カッカカ…ッで、名前は?」

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