2002/3/14

 どこかの建物の前で、そこが開くのを待っていた。

 大学入試だと認識している。

 友人を見つけて傍に行く。

 少なくとも、AとSとMはいて、後輩のAやB、M先輩も応援(?)に来てくれていた。

 待機場所には、ハンバーガーやフライドポテト、チキンなどの自販機があって、「ここに昼買いに来たら、あったかいのが食べられるなー」などと話していた。


 建物に入って。

 何故か、すぐに早弁を始める。周りの人も結構やっていた。


 そして、テスト開始。

 …なのに、隣の子と雑談をしていた(いいのかなー、と思いつつ)。


「白髪染めって、使ったことない?」

「え? ないで?」

「あたし使ったで。この前起きたら(白髪が)あってさー」

「へー。普通の(髪染め)と変わらへんの?」

「(間)うん、一緒」 など。


 と、何人か外へ出て行く。

 驚いて見て、ふと(試験の)問題を見てみると、制限時間60分、外に出てネタを探すように、といった設問がある。

 慌ててリュックを背負って外に出ると、Aとかと遭遇。

 そうして、この時は無事ネタを発見して戻る。


 2回目。

 再び外に出ると、ガレージのような建物の前の小路に出ていた。横は、休農期の田んぼのよう。

 そこで、同じ受験者の男子と遭遇。


 他に、巨大な人に会う。

 巨大な人。膝から下だけで、私の身長の4倍くらい。

 何をかは忘れたけど、けしかけてしまって、それにあおられた巨大な人が地震を起こした。


 そこで状況は一変する。世界が変わった。戦争末期のような。


 スイカとメロンのようなものを一玉半抱えて、ガレージに飛び込む。

 あちこちで似たような略奪が起こっていて、見つかると危ないから、隠れて持っている半玉を急いで食べる。

 ふと見ると、ガレージの中には、椅子に乗った箱に銃なんかが詰めて置いてあった。拳銃を、服の中に一見判らないように身につける。


 さっき会った男子がいる(世界が変わる前の、同じ受験生だった)。

 敵意はないよー、というのを示して、持っていた一玉を置いて逃げる。

 

 あぜ道のようなところをまっすぐ走って行くと、開けたところに出て、そこに十数人くらいとAやSやがいた。

 Aが何かクッキーのようなものを袋に入れて渡している。

 訊くと、そこらにあるもので簡単に作れる食べ物とのこと。

 冷静で、凄いと思った。


 新聞の圧縮版のようなものを見ていたAが、不意に固まる。

 見ると、小さな、地震で燃えた工場に退き留められたのに戻ってしまったという人の記事。

「あき…」

 双子の方割れ(現実にはAにはそんなきょうだいはいない)。


 その双子の日常生活のようなものを知っている。

(この夢の前の夢だったのか、夢特有の「知っている」状態なのかは不明)


 結局、地震を起こすことになったのは自分だとは言えなかった。

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