2006/9/11(月)

今日、クラスの男子に「お前最近存在感ないよな」ってゆわれた。

悲しくないわけじゃなかったけど、どこか諦めてる自分もいたのがまた悲しかった。

そいつに一言だけ抗議するのなら、私はかつて今までクラスで存在感があったことなんてありません。

何も中学に限ったことじゃない。小学校のころから、ずっとこんな感じだった。

細々友達作って、どっちかっていうと狭く深く付き合う感じ。

でも狭すぎるなあっていうのは数年前から十分自覚してる。

先週、学校にほとんど行かなかった。ていうか行けなかった。

不登校、とか、保健室登校、とか思われるのがすっごく嫌で

最後の気力で学校行ってたんだけど、

遂に行けなくなっちゃった。

だから一週間はちょっと休んでみようとか自分に甘くした。

いけるときはいったけど、結局先週は合計五時間しか授業に出てない。

今日だって遅刻した。寝坊じゃない。七時半に頑張って起きて、身支度だってして、普通に間に合うはずの時間だった。

でもどうしても行けなかった。体がすごく震えたし、意味もなく涙が出たりして。

先週、学校行けなかった一週間はもっとひどかった。朝起きるとすごく悲しくて、ほんと泣いた。一時間に一度は泣いた。

なんでこんなになっちゃったのか、正直自分でもよくわからない。

今日は学校行ったけど、多分ますます周りからの目が「暗い子」になってるかもなあー...とかちょっと思った。

小学生のころ、ある事件（時期...かな）で表情をほぼ完全に無くしちゃったみたいで（当時は自覚なかったんだけど、というか私は当時の記憶をほぼ忘れさせちゃったんで友人とか自分のおぼろげな記憶からです）、それからどうもうまく感情や意見の表現ができない。

もう言っちゃうと、笑顔とか嫌悪の表情とか、大部分が見るに見かねた友人が教えてくれたものだし。口をこう上げれば笑顔だよ、とかっていうの真似てみて、ああなんか私が笑ってるように見えるなあとか吃驚したのをうっすら覚えてる。

だからそれからは、人の反応をよく見るようにした。こうすればこうする、と感情までマニュアル化してきてた。自分の意見や感情がいえないんじゃなくて無かった。別にどうでもよかったしなんでもよかった。だから何も言わなかった。言うのは面倒くさかったし、何より人と会話するのがとても嫌だった。理屈じゃなくて、ほんとうに嫌だった。そうこうしていく内に、クラスで存在感が無くなっていったのは当たり前だと自分でもわかる。

それが大変なことだと気づいたのは中学一年生が半分くらい過ぎたころ。

心理学者でもなんでもない子供が勝手に推測すると。

なんか、そのツケ...みたいなのが一気にまわってきた気がする。

流石に昔の記憶が無いっていうのはなあ、って思ってちょっと思い出そうと試みた。

小５の記憶で一番鮮明に覚えているのは、ひたすら「この記憶を消そう」って思ってたこと。それで本当に消えちゃったんだから人間ってどうなってるんだろう。

まあ、でも、ちょっと思い出しちゃったわけで。

ほんと気持ち悪くなりました。だんだん感じ始めてきた感情とか自分でわかりかけてきた意見とか、こんな私でも一緒にいてくれる友人とか、学校での暮らしとか、クラスで頑張ってみることとか、部活で努力することとか、ひとづきあいとか、人間関係とか、......正直どうでもよくなっていました。だから、学校を休みました。ずるずる休み続けました。もっと正確な言い方すると、逃げ続けました。

自分でもどうかと思う。心底呆れる。

多分、私を客観的に他人が見たら、嘲笑か中傷するかだと思う。

記憶だけで一週間休むとか、感情がないとか...悲劇のヒロインぶってるんですかあなた。そう言えばかまってもらえるとでも？　甘えすぎだよ　逃げてんじゃねーよ　もっとつらい人はたくさんいるんだよ　それで学校サボるような馬鹿お前だけだよ　ふざけんな

って言ってると思う。