どうもこんにちは、おとなになった作者です。

どうしてこういうのを連載したかというとですね。

 さて、こんにちは。作者の柳なつきです。

 中学生時代はとうに過ぎ去り、現在は二十代も後半に差しかかってます。

 ここからは中学生ではなくいま現在の作者がおしゃべりさせていただきます。まあ、ネタバラシといいますか舞台裏といいますか、あとがきと見せかけての本編の一部みたいなやつですよね。好きですよ、そういうの。それこそ、むかしからね。


 さて、今回なぜこんな連載をしたか、なのですが。


 結果的に、おそらくは少々奇妙な連載作品となったかと思います。内容というよりは、エッセイ的文章もブログももってきて、作品やジャンルごとではなくて書いた年代でまとめるという雰囲気が、少々は奇妙だと思うのですね。

 カクヨムでのジャンルも、最初は「エッセイ・ノンフィクション」ジャンルにしていたのですが、そのあと小説ももってくるもんなあという予定に気がつきまして「詩・童話・その他」ジャンルに変更しましたというわけなのですね。もちろん、本作はこのなかの「その他」に入りますね。


 中学、それもとくに中二から中三にかけての文章を総まとめしたわけですが。


 私は自分自身が基本的にひとの文章を読むのが好きなんですね。小説にかぎらず。ひとさまの頭のなかを見れるかのような文章が好き。とても、好き。なので書籍でも、ウェブ小説サイトでも、小説とおなじくらいかもしくはそれ以上エッセイ的文章を読んでしまいます。

 それは、私自身が現役の中学生のころからそうでした。身近な友人とブログを教え合っては毎日読みあってどきどき、どぎまぎしたものです。そしてまた、本名も顔もどこに住んでいるのかさえも知らないひとの個人サイトの文章にハマっては、まるでネットストーカーのごとく毎日チェックして読み倒しました(ネットストーカーにたとえられるほど熱心なファンだったってだけで、迷惑行為はしてませんのでと! いちおう、明記をしておきます!!)。



 そのなかでもとくに好きだったのが、リアル先行の友人でもネットだけのつきあいでも関係なく、「そのひとの日記的コンテンツと小説的コンテンツを、同時に読んでいき、彼女たち(まれに、彼のときもあった)の感じていることや考えていること、そのひとを通した世界というものを、すこしでも知っていく」ということだったんですよね。


 だから、自分でもそういうのの真似ごとをしたかったのかなって、思います。

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