ポイント・オブ・ノーリターン

冒頭ですが登場人物からご挨拶

ハヤト「えー、ポイント・オブ・ノーリターンをちらりとでも見てくださって有難うございます。一応、本作主人公の高校生、秋津（あきつ）ハヤトといいます（ペコペコ）」

ミキ「秋津……すでに売れまくってる小説ならともかく、無名の作家の１作品のしかも最初の一発がこれっていうのは正直不安要素しかないんだけど。……あ、秋津のクラスメートの豊田（とよだ）ミキです。委員長やってます。……あくまでただのクラスメートです！どうぞよろしくお願いいたします（ペコリ）」

ハヤト「作者によると、読者様が途中で読むのをやめてしまわれるのを、何とかしたいらしい……」

ミキ「気持ちはわからないでもないけれど、なんで秋津と私？あ、私は別に秋津と一緒が絶対嫌だってわけじゃないんだけど……何言わせんのよ！（バシッ）」

ハヤト「痛いよ委員長……。文句は作者に言ってくれよ。この作品、まず最初の『猫型よりも女性型？』がなんか学校の教科書っぽくて読みづらいんだよな。会話無いし。さらに続く『聖夜の悪戯（いたずら）』が暗い展開だからさ、そこで敬遠されちゃうんじゃないかって。あくまで作者の想像らしいけど」

ミキ「ふむふむ……って、それって『帰り道には危険がいっぱい』から出てる私たちの存在に読者の皆様気づいてなくない？」

ハヤト「そうなんだよ、だからお前らアピールしてこいってさ」

ミキ「この作品、『帰り道には危険がいっぱい』からが本番です！むしろそこから読んでください！！……て、こんなかんじでいいの？」

ハヤト「いきなりだな委員長。でもそれだと、メイドロイドって何？ってならないか？」

ミキ「だいじょうぶよ、きっと心ある方なら、猫耳にメイド服な例のアレでも想像して補完いただけるわっ！」

ハヤト「猫耳メイドがクリスマスに反乱か……（需要アリかもしれない）……よーし、今からでも『聖夜の悪戯』書き直しを要求するか！」

テル「ちょっと待ったー！！」

ハヤト・ミキ「！？」

テル「書き直されたら、私とお兄ちゃんがメインの『聖夜の悪戯』じゃなくなっちゃうかもしれないじゃない！！！……ひゃっ、突然すみません。『聖夜の悪戯』ヒロインの伊佐美（いさみ）テルです（アセアセ）」

ミキ「女子中学生ひとり追加……本来面識の無いものが集まる、前書きという名の営業活動ならではの展開ね。」

ハヤト「メタいよ、委員長。ちなみにテルちゃんの言う「お兄ちゃん」はナギさんです。俺じゃないのでご注意を……」

テル「そんなの当たり前じゃない。うちのお兄ちゃんと勘違いされようだなんて、おこがましい」

ハヤト「……いいんだ、俺にはサクラ（実の妹）がいる（涙）」

ミキ「そういえばサクラちゃんはいないの？（なでなでしたい）」

ハヤト「なんか設定上、テルちゃんと一緒に出すとまずいとかなんとかで、共演NGらしいんだ」

ミキ「共演NG（笑）確かに文章からはわかりづらいけど、そっくりさんよね（なでちゃおうかな）……あ、でも、それってこんなとこに書いちゃっていいわけ？！」

ハヤト「……まあいいでしょ。最後まで読んでも気づかれないかもだし、今日はサクラがいないし」

ミキ「（このシスコン……）」

テル「もー２人とも、私を抜きでわけのわからないこと言ってないでよ！！！（怒）」

ハヤト・ミキ「スミマセン……」

テル「では私がまとめちゃいます、えい！（カキカキカキ）」

　　　　★★まとめ★★

　『猫型よりも女性型？』→れっつ読みとばそー

　『聖夜の悪戯』→私とナギお兄ちゃんの……キャッ

　『帰り道には危険がいっぱい』→私にそっくりのサクラちゃんを応援して！

　『日常はどこへいった？』→私にそっくりのサクラちゃんを応援して！

　『サクラ』→私にそっくりのサクラちゃんを応援して！

　『ウイルスバスターズ』→私にそっくりのサクラちゃんを応援して！

　『ファーストミッション』→私にそっくりのサクラちゃんを応援して！

ミキ「あー、書いちゃった。まだ解説してないとこまで。しかも、主観バリバリ。」

テル「えへへ」

ハヤト「……もういいだろ、俺帰っていいかな、サクラ待たせてるし」

ミキ「あー待ちなさいよ、秋津！えーっと、こんな私たちが繰り広げる物語ですが、もしよろしければお読みください、どうかよろしくお願いいたします。（ペコリ）……待ちなさいってば―！（タッタッタッタッ……）」

テル「……また、私１人になっちゃった。……」