滋賀医大→滋賀県北西部

 今日はコメントが今一つ来ないですね。若者の車離れが影響しているのかな?応援コメントの練習をしたい方、お便り採用されたい方は今がチャンスです。チャンス青木です。 


 もう30年以上前の話なんですが、父が滋賀医大に入院していてた時、正月の一時帰宅で大晦日にタクシーに乗って帰って来た事が有ります。その当時で2~3万円かかったのかな?ちょっと記憶が怪しいんだけど、母が結構かかったと言ってました。


 思いもよらぬ大出費でしたが、母曰く「でも、良いお金の使い方をしたわ~」ですって。


 偶然滋賀医大前で捕まえたタクシーの運転手さんが言うには、滋賀医大から北西部の某郡(合併前のお話です。時代は昭和末期)まで走るのは『ロング』と呼ばれる部類の割の良い仕事で、年末の込みいった都会を走り回るより気を使わず大きな稼ぎになる非常にありがたい仕事だったんですって。


「最初は『それは何処やろう…』みたいな感じやったのがな……」


 母が言うには最初は『どこそれ?』みたいな感じだったのが、母から詳しい行き先を聞いた瞬間にパッて表情が変わったんだって。


 そのあとの道中、運転手さんが「ああ、久しぶりに家族と年を越せますわ~」って言ってたそうな。タクシーは乗務時間が決められていて、時間いっぱいまで粘って稼ぐ事も出来るけど、ノルマさえ達成できれば帰る事も出来る。そんな勤務体制が有るんですって。その代わり、ノルマ達成できなければ手取りも減るシビアな仕事です。


 母は上がり続けるメーターにハラハラしたみたいだけど、運転手さんの話を聞いて「ま、いいか」と思ったそうです。親父も家で過ごせて風呂に入って満足してました。運転手さんは家族と紅白歌合戦でも見た事でしょう。安くは無かったけど親父も運転手さんも幸せ。たまにはそんな贅沢なお金の使い方も悪くないよね。


 ……こんな感じでクルマそのものの話じゃなくってOKですよ。湾岸や峠ばかりにドラマが有る訳じゃないんです。タクシードライバーが主人公のドラマもあったしね。最近は物騒な世の中でタクシー運転手さんは大変ですよ。そんなタクシー繋がりで明るいナンバーをどうぞ。

 https://www.youtube.com/watch?v=LHBWSTHbk40

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