8月16日:フクロウ[愛]


 自宅に帰る途中、母からメールがありました。フクロウを抽選で当たったと。

でも「そんなことあるわけない。どうせ夢でしょ?」と、私は夢の中で夢の想像をするというメタ的な思考をと共に家へ帰りました。

 で、フクロウの確認もせずに二、三日普段通りの生活をしていたのですが、ある日ふと母親の部屋に忍び込むと、そこには白いフクロウが!!


 もうとろけてしまうくらいに可愛かったです!(>◡<)

 ……今思うと何がそんなにかわいかったのかは分かりませんが


 それからは母に頼みこんでずーっとフクロウの世話をしていました。毛づくろい、エサやり、トイレの世話など。


 でも一番楽しかったのは、私がフクロウとどこか氷に閉ざされたような寒い国に旅行した後、大型船で日本へ帰る途中でした。

 その船の中もまるで肉の保存庫のような世界で、かなり寒かったです。でも乗客は皆元気。

 寒いとはいえ、船の中には施設が一通りそろっていたので、アイスオーケストラとカジノを訪れ、最後に始終肩に留まっていたフクロウにエサ(生魚)を買ってやりました。けど残念なのが、なぜか最後のフクロウだけカツオドリの姿に……。


 でも楽しい夢でした。ただ、楽しい夢は起きた時の落差がひどくて――、今日も朝はひどく憂鬱でしたよ。フクロウは!? って、起きてすぐに周りを見渡しましたからね(笑)。

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