ニールへの手紙:相手が「分かってくれる」「分かってくれない」なんてことはどうでもいいという気持ちで、メッセージを発信してください。 2022年1月15日

ニールへの手紙:相手が「分かってくれる」「分かってくれない」なんてことはどうでもいいという気持ちで、メッセージを発信してください。 2022年1月15日


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読者の質問:


親愛なるニール


 『神との対話』の中で、神は、あなたはメッセンジャーであり、これは簡単な使命ではないと(神の一部であるあなたを通して)言っています。同じような天職に就いている人たちに、どのような言葉をかけますか?


 具体的には、多くの人がメッセージを受け取らない中で、どうやって創造性の火を燃やし続けることができるでしょうか。また、長い時間をかけて書いたり調べたりしているとき、特にあなたが旅を始めたばかりで、あなたのしていることに興味を持ってくれる人(私のような)がいないとき、あなたはどうやって他の人とつながっていると感じますか?


 公の場で話せるようになることは自分にとって遠い夢で、達成できるかどうか疑問に思っていたことはありますか? 私の(完全に非合理的な)恐怖は、私自身を馬鹿にすることではなく、誰も私の話を聞きに来ないこと、さらに悪いことに誰も私に質問やコメントをしないことなのです。


 どうすれば比較的短時間に大量の言葉を発することができるのですか? つまり、どうすればメッセンジャーという職業を容易にすることができるのですか? (私はもう十分に失敗したと判断し、それを成功させている人の話を聞きたいと思っているのかもしれません)。


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ニールの返事:


 はい、良い質問をいただきました。ひとつひとつ見ていきましょう。


Q1:(訳者補記) 『神との対話』の中で、神は、あなたはメッセンジャーであり、これは簡単な使命ではないと、(神の一部であるあなたを通して)言っています。同じような天職に就いている人たちに、どのような言葉をかけますか?


 私は、「頑張って、何も止めないでください」 と言いたいですね。そして、「なぜそれをするのか、その理由を明確にしなさい」とも言いたいですね。


Q2:具体的には、多くの人がメッセージを受け取らない中で、どうやって創造性の火を燃やし続けることができるでしょうか。


 これが、私が言った「なぜそれをするのかを明確にせよ」という意味です。CWGは、何かをする理由はただ一つ、「本当の自分」を発表し、宣言し、表現し、実現し、成就し、経験するためであると説いています。「すべての行為は自己定義の行為である 」と、『神との対話』は宣言しています。このことは、人がどう反応するかとは全く関係ないことに注意してください。だから私は、人々が「メッセージを受け取った」かどうかには、まったく関心がないと言えるでしょう。もし、そんなことを気にしていたら、27冊の本を書くことはできなかったでしょう。私は、他の人がメッセージを受け取れるようにするためのメッセンジャーではなく、「それが私だから」メッセンジャーなのです。


 私はあの素晴らしい歌の歌詞が大好きです。「お金がいらないように歌って、傷つけられないように愛して、誰にも見られてないように踊らないと…… (You've got to sing like you don't need the money, love like you've never been hurt, and dance like nobody's watchin'...)」


Q3:長い時間をかけて書いたり調べたりしているとき、特にあなたが旅を始めたばかりで、あなたのしていることに興味を持ってくれる人(私のような)がいないとき、あなたはどうやって他の人とつながっていると感じますか?


 「他者とのつながり」を感じることは簡単です。家の外に出て、繁華街へ行き、通りを歩き、人々の目を見るだけでいいのです。友達に電話する。大切な人に手紙を書く。メールを送る。ネットに接続する。オンラインや地上のコミュニティーに参加する。教会、グループ、クラブ。今すぐのように、CWGビレッジに行くのもいい。ここで「つながり」を体験してください。ここで総会の人たちと話したり、議論したり、会話したり、出入りしたり。(www.nealedonaldwalsch.com にアクセスして、参加してください)。


 「つながり」を感じるのは簡単です。どこにでも人はいる--みんな「つながり」を感じたいと思っています。人生の本当の謎は、こんなにたくさんの孤独な人たちがいるのに、どうしてこんなにたくさんの人たちが孤独でいるのだろう、ということです。お願いだから、お互いに挨拶しなさい! つながりなさい!


Q4:公の場で話せるようになることは自分にとって遠い夢で、達成できるかどうか疑問に思っていたことはありますか?


 正直なところありません。『神との対話』の最初の瞬間から、いつか「外で」話すことになるだろうとずっと思っていました。ただ、いつ、誰に向かって、ということが問題だったのです。必要であれば、地元のユニティ教会で4人に向かって話すこともありましたし、実際にそうしてきました。初期のころは、私の話を聞きに来た3、4人の人たちといっしょに座ったことを覚えています。私たちは輪になって座り、ただ静かにおしゃべりをしましたが、私は「そこに」いたのです。私はメッセージを伝えていたのです。それを止(と)めるものは何もありませんでした。今日も私を止めるものは何もありません。


Q5:私の(完全に非合理的な)恐怖は、私自身を馬鹿にすることではなく、誰も私の話を聞きに来ないこと、さらに悪いことに誰も私に質問やコメントをしないことなのです。


 これまでにも、3人、4人と講演をしたことがあります。一人でも来てくれたら、もういいんです。私の仕事は聴衆を集めることではなく、意識を高めることだからです。何人来てもできるのです。一人いれば十分なのです。ノーコメント、ノー質問というのは、私の話し方が非の打ち所がなかったということを教えてくれているだけです。質問がなければ、私は微笑みます。「ワオ」、私は聴衆に言います。「私は本当によくやったに違いありません。質問は1つもありません。ヤッホー!」


Q6:どうすれば比較的短時間に大量の言葉を発することができるのですか?


 早口で話すことです。


Q7:どうすればメッセンジャーという職業を容易にすることができるのですか?


 何が起こっても気にせず、どうなるかに「注力」しなければ、難しいことではありません。お金がいらないように歌ってください。誰も見ていないように踊ってください。そして、相手が「分かってくれる」「分かってくれない」なんてことはどうでもいいという気持ちで、メッセージを発信してください。


 何をするにも、誰かに感銘を与えたり、反応を得たりすることが目的ではないことを、いつも心に留めておくことです。あなたが自分自身に表明し、宣言し、あなた自身を実証し、体験するためなのです。何かをする理由は他にありません。人生のすべては、自己実現のプロセスです。それ以外のことは何もありません。あると私たちは思い込んでいますが、そうではありません。



ニール


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*〈伊能言天〉からのお願い:神・人生に関心のおありの方に、当ページを紹介いただけましたら嬉しく思います。→https://kakuyomu.jp/works/1177354054886666914

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宣伝⇒姉妹作品「(^ω^)医者も人間ーなんちゃってブラックジャック」連載中 ----------

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