ニールへの手紙:人は生まれながらにして行くべき「道」を持っているのか? 2021年9月25日

ニールへの手紙:人は生まれながらにして行くべき「道」を持っているのか? 2021年9月25日


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読者の質問:


親愛なるニール


 いくつかの混乱を解消するために、ここであなたが与えてくれた機会にとても感謝しています。今まで何度も聞いているとは思いますが、私の心に深く影響を与えた本はたくさんありますが、私の魂に響いたのはあなたの本が初めてでした。


 私がCWG(神との対話)を正しく理解していれば、私たちの人生の目的は、単純に(?)自分自身の次の最も壮大なバージョンになることであり、私たちは自分の選択によって(意識的または無意識的に)地球上での自分自身の直接的な目的を創造します。


 これは、私たちがなれることやできることに制限がないことを意味していると思いますが、例えば、スポーツのヒーローや大統領、警察官になることを運命づけられていると言うような、特定の「道」を持って生まれてきたという考えを除外しているようにも思えます。あなたの魂は、自分が行きたい方向性を持っていないのでしょうか?


 あなたはある著作で、「あなたの魂は何かを企図している。それは特定の方法で自分自身を経験しようとしている」とおっしゃっていました。私はあなたの言っていることを理解しているのでしょうか、それとも文脈を無視しているのでしょうか? 質問が長くなってしまいましたが、よろしくお願いします。


 お時間をいただきありがとうございます。


マーク


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ニールの返事:


 いいえ、マーク、あなたの質問は「くどくどしく」はありません。私が受け取った情報によると、魂が霊界から身体に戻る前に「アジェンダ(課題)を設定」することは十分可能であるとのことです。


 これらのメッセージを受け取り、私が懸命に理解しようとした結果、私は、魂が「やりたい」と思う特定の事柄について特定のアジェンダを設定するのではなく、むしろ、ある状態を経験するために霊界から物理的生活(訳註:物質的世界)に戻り、しばらく物理的生活を送った後にのみ、人はそれを行うための最良の方法を決定するのだと信じています。


 もちろん、私が完全に間違っている可能性もあります(おそらく間違っているでしょう)。これは『神との対話』の本の中で深く議論されている分野ではありません。しかし、あなたの言葉を借りれば、私たちの魂が従うことを望んでいる「ある方向性」を持っているという考えには、注意しなければならないと思います。もしこの考えを文字通りに受け取ったとしたら、私たちは人生の大半の時間を、自分の魂が望んでいることは何なのかを理解するのを切望したり、考えたりすることに費やしてしまうでしょう。


 『神との対話』は、一つのことを明確にしています。それは、人生は発見のプロセスではなく、創造のプロセスであるということです。ですから、大切な時間を、自分の魂が何をしたいのかを「理解する」ために費やすのはやめましょう。むしろ、人生の貴重な時間を使って、次に体験したいことを恣意的に創造し、それに関しては超意識(訳註:魂の意識)が正しい方向に導いてくれることに任せるのです。


 魂の道は、「行為 doing」の道ではなく、「存在 being」の道です。つまり、何をしているか、何をしようとしているかが重要なのではなく、それをしている間に「どうあるか」が、人生の最後に重要になるのです。そして、神の目的を意識的に認識した状態で人生の聖なる旅をしているのであれば、それは今も重要なのです。


 マーク、私は何年もそうではありませんでした。今でも常にそうではありませんが、多くの時間、そのような状態にあり、それがすべての違いを生み出しています。


これらのことは、私の著書『The Only Thing That Matters』に詳しく書かれていますので、ぜひお読みください。 この本は、ウェブストア(www.cwg.org)やお近くの書店でご注文いただけます。


抱擁と純粋な愛で、


ニール


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*〈伊能言天〉からのお願い:神・人生に関心のおありの方に、当ページを紹介いただけましたら嬉しく思います。→https://kakuyomu.jp/works/1177354054886666914

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宣伝⇒姉妹作品「(^ω^)医者も人間ーなんちゃってブラックジャック」連載中 ----------

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