083 《神の姿をかたどり、神に似せて自己を創出するプロセスに没頭することだ》

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神:あなたは「この魂のゲーム」を二〇年もやってきたというが、そうではなく、ゲームのはしをかすめたかどうかという程度にすぎない(念のために言っておくが、「叱って」いるのではないよ。ただ、事実を指摘したまでだ)。たしかに二〇年間、それを見つめ、もてあそび、ときどき実験してみてはいただろう……だが、こく最近までは、魂のゲームに本気で―心から本気で―とりくもうとはしていなかったと、わたしは感じる。


 「魂のゲームをしている」とはどういうことか、はっきりさせよう。それは精神と身体と魂をあげて、神の姿をかたどり、神に似せて自己を創出するプロセスに没頭することだ。


 それが東洋の神秘主義者が述べている自己実現のプロセスである。西欧の神学の大半が集中的にとりあげている救済のプロセスである。


 それは一日一日、一時間一時間、一瞬一瞬をゆるがせにしない最高の意識の活動である。毎瞬くり返される選択と再選択である。創造しつづけることである。意識的創造である。目的をもった創造である。これまで話しあってきた創造の道具を使うこと、それもはっきりと意識して、最高の意図をもって使うことである。


 それが「魂のゲームをする」ということだ。それで、あなたはいつから実行してきたかな?


ニール:すみません。まだ、始めてもいません。


神:極端から極端へ走らなくてもいいし、自分にそう厳しくすることもない。あなたは一生懸命に努力してきたのだし謙遜しているが、よくがんばってきた。たが、二〇年もの長い期間、実行してきたとは言えない。もっとも、どれくらい長く努力してきたかは重要ではない、いま努力しているか、それだけが問題だ。


 《神との対話1-P154》


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*〈伊能言天〉からのお願い:神・人生に関心のおありの方に、当ページを紹介いただけましたら嬉しく思います。→https://kakuyomu.jp/works/1177354054886666914

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