ニールのメッセージ:時間はどこへ行く? 2021年7月10日

ニールのメッセージ:時間はどこへ行く? 2021年7月10日


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親愛なる友よ。


 私は、人生の年月が過ぎるのがいかに早いかを改めて実感しています。正直なところ、今年ももう半分以上が過ぎてしまったことに、まったく驚きを隠せません。この時間がどこに行ってしまったのか、想像もつきません...。


 私がはっきりと感じているのは、人生の1日はとても速く過ぎていくということです。そして、その1日の中で、以前はもっと長い時間に感じられたものが、今ではほんのナノ秒にしか感じられないということです。


 私にとってこのことは、私がこれまでに抱いたことのある最高の神性のアイデアを創造し、私の中で、私を通して、私として表現するために一瞬一瞬を使うように、人生そのものから招かれていることを意味しています。もし、これが本当に人生の目的であるならば、です。


 私は『神との対話』の中でそのように言われたので、それを暗黙のうちに信じるか、あるいは、日々の現場の現実とはほとんど関係のない、単なる高貴で刺激的な考えとして脇に置いておくかの選択を迫られているのです。


 私にとってのコツは、このことに「とらわれ」ないこと、つまり、大きな「しなければならない Must Do」にしないことです。私の現す姿が、私が生み出すことのできる最高の神の模範たりうるかどうかを心配したり悩んだりすることで、人生を全く楽しめなくなってしまいます。


 実際には、私がどのように姿を見せようとも、それは私にとって完璧な姿であり、私の一歩一歩が神への一歩となるからです。この言葉は、私にとって非常に重要な小さな項目になっています。ですので、ここでもう一度繰り返します。ぜひ皆さんに覚えておいていただきたいのです。


「私の一歩一歩は、神への一歩です」


 もちろん、本当の意味で私たちが神から「離れる」ことはありません。なぜなら、神は私たちの存在そのものを生かす内在する霊だからです。これは素晴らしい真理であり、故ウォルト・ケリーの漫画『ポゴ』に出てくる古いセリフを見事に「ひねって」います。ポゴは有名な言葉を残しています。


「私たちは敵に出会った、それは私たちだ。 We have met the enemy, and it is Us.」


 私は今、この言葉を変えて言っています。


「私たちは神に出会った、それは私たちだ。We have met Divinity, and it is Us.」


 つまり、神と私たちは一体であり、これが事実である以上、私は文字通り神に向かって「一歩」も踏み出すことはできません。しかし、あなたは私が言わんとする意味を知っていると思います。私がそれを言うとき、「私の一歩一歩は、私が個々の表現である神のより大きな経験に向けた一歩である」という私の考えを明確にすることを意味しています。


 だから私は、神から離れようと思っても一歩たりともできません。


 私が今しなければならないことは、ある瞬間に自分の最高の神性を表現していないと判断したときに、自分に思いやりを持つことです。


 神性を表現するということは、私が「しなければならない」ことではないし、要求がましい神が私の前に置く要求でもありません。それは、生命そのもののプロセスを通して神が私にもたらした招待なのです。


 そうする必要がないのに、また、そうすることが時に困難であるにもかかわらず、なぜわざわざ招待を受け入れるのでしょうか?


 それは、私自身の人生が示しているように、そうすることで、私がこの地上で経験したことのある、あるいは想像したことのある、あるいは期待したことのある、あるいは夢見たことのある、最も喜びに満ちた、最も穏やかな、最も内的な平和な、最も全体的で完全な、完璧な、至福の、柔らかくて優しい、完全に素晴らしい自分の経験が得られるからです。


 もし、私の人生の望みが、混乱や闘争、限界や欠乏の経験から離れて、内面の平和な場所に住み、幸せになりたいということであれば---それが本当に私の人生の望みなら---私は完璧な公式を見つけたことになります。


 そして、それこそがこの招待を受け入れる理由になるのです。それは、「しなければならない」からではなく、今から死ぬまでの間に、できるだけ多くの瞬間に実現したいことを実現するための最速の方法だからです。


 もちろん、「人生の終わり」という意味での「死 」はありません。ここでいう 「死」とは、「継続の日」(訳註:物質的世界から霊的世界への移行の日)を迎えることを意味しています。


 最近、ある人から「あなたが書いたこと、あるいは今話していることが真実であるとどうしてわかるのですか? もし、あなたが、自分が生きていけるような、自分が納得できるような人生の「ストーリー」を考えたいという潜在的な欲求から、すべてを作り上げたとしたら?


 そして私は答えました。


「作り話ではないかどうかは私には分かりません。私が知っているのは、それがどんな感じかということだけです。私が神から聞いたことは非常に現実的であり、神から聞いたという経験自体が非常に現実的だったように感じられます。しかし、知っていますか? 私は無意識のうちにその体験を作り出していたのかもしれません。しかし、作り話かどうかが本当に価値ある質問だとは私には思えません。私にとって重要なのは、次のような質問です。もっと良い生き方をあなたは思いつくのですか? もしそうなら、それが何なのか教えてください」。


 それでは、今年の下半期に向けて、『For What It's Worth Department』からのコメントをお届けします。 そして、あなたの下半期が楽しく幸せなものになりますように!


純粋な愛を込めて。


ニール


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*〈伊能言天〉からのお願い:神・人生に関心のおありの方に、当ページを紹介いただけましたら嬉しく思います。→https://kakuyomu.jp/works/1177354054886666914

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宣伝⇒姉妹作品「(^ω^)医者も人間ーなんちゃってブラックジャック」連載中 ----------

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