3) 国際連合は無力で無能だ

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神:人類すべてに対する愛と関心への一番の近道は、全人類を自分の家族と考えることだ。


 全人類を家族と考える一番の近道は、分裂をやめることだ。世界の国民国家は団結すべきだ。


ニール:国際連合がありますよ。


神:国際連合は無力で無能だ。国連を機能させるには、まったく創りなおさなければならない。不可能ではないが、そうとうむずかしいし、めんどうだろう。


 《神との対話2-P188》(一部略)

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 『神との対話』では、「世界統一政府」を造りなさいと提案しています。


 「政治は霊性の表現である。霊性の復興こそが、政治改革の基本である」という『神との対話』の基本スタンスを前提として、地球人類の平和を実現する一つの地政学的方法として、「世界統一政府」の創設を提案しているのです。


 それに対してニールが、「世界平和のためには、国際連合がありますよ」と主張します。


 神は、「国際連合は無力で無能だ。国連を機能させるには、まったく創りなおさなければならない」と言いい、「世界統一政府」を新しく創設することを提案しているのです。


 創設すべき実際の機関として、次の事項を提案しています。(神との対話2-P263)


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①「世界統一政府」


②国際紛争を解決する強力な「世界裁判所」


③自らを統治するために選んだ法律に強制力を与える「平和維持軍」


④地球上の全国家から二人ずつ代表が集まる「世界上院議会」


⑤各国の人口に比例した数の代表が集まる「世界下院議会」


(④と⑤は、アメリカの連邦議会に似せた二院制で、一方の代表は人口に比例し、もう一方は各国に平等の議決権を与えるものとしています)


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