2) 死について充分に知ったら人生を充分に生きることができる

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 死について充分に知ったら、人生を充分に生きることができる。


 そうすれば「自分」を充分に体験できるし―それが地上に生まれた目的だ―そうなれば自分は完了したとはっきり知って、感謝して穏やかな死を迎えることができる。


 《神へ帰るP74》

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 『神との対話』では、「死について充分に知ったら、人生を充分に生きることができる」といっています。


 さらに、「死を恐れなくなれば、生も怖くはない。最後の瞬間まで、自分の人生を充分に生きることができる」ともいっています。


 死について思い出す(知る)ことを、次のような18の条項にまとめています。(一部の項は、原著を読まないと理解しにくいものもありますので、原著を読まれることをお薦めします。文庫本『神へ帰る』(サンマーク出版2015年刊880円))


☆思い出すこと


1 死とは、あなたが自分のためにすることである。


2 あなたの死を引き起こすのは、あなた自身だ。いつ、どこで、どんなふうに死ぬのであっても、これが真実だ。


3 あなたは自分の意志に反して死ぬことはない。


4 「わが家」へ帰る道のなかで、ほかの道よりとくに良い道はない。


5 死は決して悲劇ではない。死はつねに贈り物である。


6 あなたと神はひとつである。両者のあいだに分離はない。


7 死は存在しない。


8 あなたは「究極の現実」を変えることはできないが、それをどう経験するかは変えられる。


9 「すべてであるもの」が「自らの経験」によって「自らを知ろう」とする欲求。それがすべての生命/人生の因だ。


10 生命は永遠である。


11 死のタイミングと状況はつねに完璧である。


12 すべてのひとの死は、つねにその死を知るほかのすべてのひとの課題に役立つ。だからこそ、彼らはその死を知る。したがって「無益な」死は-生も-ひとつもない。誰も決して「むだ死に」はしない。


13 誕生と死は同じことである。


14 あなたがたは人生/生命においても死においても、創造行為を続けている。


15 進化に終わりなどというものはない。


16 死から引き返すことができる。


17 死んだら、あなたがたは愛するひとすべてに迎えられるだろう。あなたより前に死んだひとと、あなたより後に死ぬひとたちに。


18 自由な選択は純粋な創造行為であり、神の署名であり、あなたの贈り物であり、あなたの栄光であり、永劫のあなたの力である。

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