それでも…

それでも私は…

私には、弟と妹がいる。

弟は、中学生。彼は、バレー部に所属している。バレーがそこそこうまい方だと思う。足も速い方。運動ができる。生徒会副会長もしている。勉強の方も、成績は普通くらい。将来の夢も決まってる。彼女もいる。

彼の性格は、ちょっとめんどくさい。

人任せだ。自分中心にまわってるのかって言うくらい家族を使う。

妹は、小学生。運動は、そこそこ。

勉強の方は、祖母に怒られながらも教えられているからか良い。50問漢字のテスト100点とってくる。歴史はなぜか安土桃山時代だけ完璧。算数も、良い。犬と猫を前飼っていた。今はハムスターを買っている。彼女は、生き物をとても大切に育てる。今飼っているハムスターに愛を注ぎすぎている。

まさに親バカと言えるだろう。

彼女も将来の夢が決まっている。

そして彼女も、弟ほどではないが自分中心の人間だ。まぁまだ小学生。甘えたいのだろう。

私の弟と妹ははっきりいって自慢出来る兄弟である。

私は、そこそこの運動神経。

中学はバレー部だった。といってもチーム組めるくらいチームメイトもいなかった。だから一人で出来る、サーブだけは、得意だ。生徒会副会長もしていた。今は演劇部。一応役者だ。主役をしたことも何度かある。

勉強は、はっきり言ってダメダメだ。

数学、生物なんて暗号にしか聞こえない。

犬と猫が好き。

無駄なプライドがある。心が弱い。自分に自信がもてない。

人に言われたことを、引きずりやすい。

将来の夢がはっきり決まってない。

こう３人、見比べだら私はダメな人間だろう。

勉強が、出来ない。

運動神経悪い。

自分に自信がもてない。

今まで何度兄弟と比べられただろう。

兄や姉と比べられる。そうだったら私は、こんなにズタズタにされなくてもすんだのだろうか。いやそんなことはないと思う。弱い心だからいろんな人に何か言われるたびに、ズタズタにされるのだろう。

いっそのこと無駄なプライドを捨ててしまえればいいのに。

そうすれば、少しのことで傷つかなくてもすむだろうのに。

それでも私は…

自分を貫きたい。

なぜなら私は私だから。

それじゃダメですか？