第111話 マンガとの出逢い(その3)

 今回は社会人になってから出逢ったマンガの事。


 社会人になるとお金の余裕が出てきたので、雑誌もたくさん買うようになりました。


 この頃、定期的に買っていたのは「ビックコミックスピリッツ」と「少年ジャンプ」と「少年サンデー」「あすか」と、学生時代に引き続き「花とゆめ」でした。


 雑誌の系統から分かるように、青年マンガや少年マンガを良く読むようになりました。


「ビックコミックスピリッツ」は「東京大学物語」や「いいひと」が連載されていた頃です。

 この時に同じく連載中だった「愛しのアイリーン」は当時から大好きで、今更ながらに安田顕さんで映画化されてたのが嬉しかったです。


 ちょっと脱線しますが、私は自分の好きな作品が実写化されるのは嬉しい方です。

 まぁ観てから「ナニコレ」とガッカリする事は多いんですけどね。

 それでも多くの人に原作を知ってもらえるという事で嬉しいです。



 というわけで「ジャンプ」は「ドラゴンボール」や「アウターゾーン」などが連載されていました。

「サンデー」は「らんま1/2」目当てでした。


 そして「あすか」は昔、花とゆめ系列で描かれていた作家さんたちが描いていたので色々読みました。

 特に酒井美羽さん「その男ワガママにつき」や森川久美さん「イスタンブール物語」が好きでした。


 それから同じく「あすか」から萩尾望都先生の「海のアリア」から萩尾先生の作品を初めてちゃんと読み、そこからあの名作「11人いる!」を読みました。


 もうこの頃にはマンガは私にとって無くてはならないものになっていて、家の本棚にはマンガだらけでした。


 自分で見つけたマンガ以上に、友達に紹介してもらったマンガにハマる事も多かったです。


 その一つが吉田明美さんの「薔薇のために」です。

 このマンガの主人公はデブでブスでと言われ続けるのですが、そういったところを自分と重ねて読んでいました。


 そしてもう一つ、あのプリッツさんから勧められてハマったのが小林よしのり先生の「ゴーマニズム宣言シリーズ」です。

 私が討論好きになった原点は、ゴーマニズム宣言を読んだ事によって色々物事を考えるようになったからだと思います。

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