最新13話まで読んでのレビューです。
自殺を決意した東雲くん、それを止めたのは余命三か月の琴川さん。
そんな成り行きから東雲くんは琴川さんのいろんな「わがまま」に付き合うことになります。
この琴川さんがなんとも行動的で楽天的で確信に満ちていて、読んでいて楽しいキャラクターです。
引きずられる東雲くんはクールというよりも一人抱えるタイプですが、だんだんと彼女に感化されていきます。
まだ話は中盤ですので、楽しさいっぱいでありながらも、ちょっと不安な感じが流れています。
琴川さんはどうなるんだろう?
東雲くんはどうするんだろう?
二人の物語がどこに行きつくんだろう?
読み進めるにつれ、こんな気持ちがますますつのっていきます。
独特の語り口や表現も面白く、作品にますますの深みを与えてると思いました。
続きを楽しみにしている作品です。