好きって言葉が言えなくて

作者 村雨 優衣

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★★★ Excellent!!!

最新13話まで読んでのレビューです。

自殺を決意した東雲くん、それを止めたのは余命三か月の琴川さん。
そんな成り行きから東雲くんは琴川さんのいろんな「わがまま」に付き合うことになります。

この琴川さんがなんとも行動的で楽天的で確信に満ちていて、読んでいて楽しいキャラクターです。
引きずられる東雲くんはクールというよりも一人抱えるタイプですが、だんだんと彼女に感化されていきます。

まだ話は中盤ですので、楽しさいっぱいでありながらも、ちょっと不安な感じが流れています。

琴川さんはどうなるんだろう?
東雲くんはどうするんだろう?
二人の物語がどこに行きつくんだろう?

読み進めるにつれ、こんな気持ちがますますつのっていきます。
独特の語り口や表現も面白く、作品にますますの深みを与えてると思いました。

続きを楽しみにしている作品です。

★★★ Excellent!!!

1話から4話を連続して読ませていただきました。
一人称による文体は読みやすく、また透明感が滲んでいる。
特に注目したいのは4話で、一見明るいような内容だが、その背後には常に憂いが付き纏っている感じがする。
ここまでを読み終わった後、爽快感を感じることもできた。
これから確実に寿命を失っていくヒロインとの関係をこれからも見つめていきたいと思いました。