我が家のアイドル。

桜牙

第1話

私は犬を飼っている。


名前はパトラッシュ。

犬種はシェルティーという犬種で海外ではよく牧羊犬としてよく飼われている。


外見は全体的にふわふわして長めの毛で覆われ、その色は全体的に茶色で胸のあたりと足の一部が白い毛で覆われている。

その顔は体の割には小さい目がまず目につき鼻筋は白い毛に覆われている。

見た目はとても可愛くてまるでぬいぐるみの様で、その姿を見ていると疲れが取れそうなほど癒される我が家のアイドルである。

その性格は非常に人懐っこく誰にでも愛嬌を振りまいて通る人通る人に可愛がられてる。


仕事を終えて帰宅していつもの様に散歩をする。

「パトラッシュ、散歩に行く?」

尻尾を振って返事をする。

散歩用のリードに付け替え散歩をする。

しばらく散歩をしてると向こうから小さい犬が散歩をしていた。

あ、まずい。

距離が近づくにつれてソワソワするパトラッシュ。

もう少しですれ違おうと思ったその時。

「わんわんわんわんわん」

けたたましく吠えるパトラッシュと小さな犬。

リードを引っ張りながら制する。向こうの飼い主も同じ様にリードで制しながら前進する。

すれ違った後も少しの間後ろを向きながら吠え続ける。

一定距離を進んだら吠え止んでいつものように散歩を続ける。

その後ろ姿は勝者のように堂々とどこか誇らしげに見えて少し笑えた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

我が家のアイドル。 桜牙 @red_baster

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る