特殊テロ対策部隊コンドル54 民宿に戻ると田中がやって来て、今2人を検挙しました検問を実施しているので県外を出るのを、諦めてビジネスホテルに潜伏しているのを、ホテルからの知らせで拘束


特殊テロ対策部隊コンドル54


民宿に戻ると田中がやって来て、今2人を検挙しました検問を実施しているので県外を出るのを、諦めてビジネスホテルに潜伏しているのを、ホテルからの知らせで拘束して今取り調べて、

います、山中正と鈴木茜である事を認めました、2人はすなおに取り調べに応じています、山中は青ヶ島での海難について、沖合いに出たところ船主の下田から保険金詐欺を持ちかけられた、


今日の天気では遭難してもおかしくない、ここから30km離れた場所に岩礁があるのでそこで座礁していれば、高波にさらわれたと思うだろう、この島を東京行きの連絡船にのり東京に出て、

しまえば行方不明となり、7年待てば死亡と認定されて保険金が支払らわれる、お前も死亡時5000万の保険に入っているだろうと言われて、ここに逃走資金300万があるお前に150万渡すと、

言ったので、


承知して岩礁に船を向けて座礁させて岩に乗り移ろうとしたら、高波が来て下田はさらわれたのです、必死に船にしがみついていると幸い船は岩に船底が引っ掛かっていた為、沖に流され、

ずにすんだのです、岩に乗り移り国道に出て町まで行くトラックに、載せてもらい、町で降りて小さなホテルに泊り、その町の港から竹芝行きの連絡船が出ていたので乗り込んだのです、


翌日竹芝に着き三谷に行きドヤ街の旅館に落着いたのです、茜に電話すると驚いていたが一月くらいは知らん顔してその島にいて、後は東京に出てくるように言い、保険金は払う用に言っ、

たのです、一月達茜が東京に来たので一緒に住むとバレルので、中野のアパートに住まわせ、時々会いに行くことにしたりのです、遠山と言う名前はその時に知り合った男の名前で、そこ、

では中田と名乗っていました、


金もなくなって来たので働く事にして、新宿に茜の名義でアパートを借り、夜に新宿のキヤバレーで働く事にしたのです、上野の病院から電話がかかって来て、ドヤ街で知り合った中田、

が入院していて俺に会いたがっていると言うことなので、病院に行くと嬉しそうな顔をして、自分はもうダメだ行き倒れでここに運びこまれた、本当は遠山重行で生まれは大田区だと言、

い、


身寄りもないと言ったのです、医者の言う事ではすい臓ガンでてのほどこしようがなく後二三日の命だろうと言っていたのです、それから一周間くらい経つて病院に電話するともう死ん、

で上野のお寺の無縁仏に役所の人が埋葬したとの事だったので、その遠山重行を名乗る事にしたのです、大田区役所に行って住民票を新宿に移したのです、7年そこで生活して保険金が、

5000万入りましたので、


茜の中野のアパートを解約して新宿で一緒に住む事にしたのです、そこに来た松山の橋本組の組長に誘われて組に入る事にして松山に来たのですと話したのです、梅田健治と青井理香の、

殺害に関しては知らないし会った事もないと言っており、青ヶ島へは夕日を見に茜と行き、夕日を見て最終のフエリーで松山に帰ったと供述したのです、11日に松山を出て羽田に着き、

デズニーのホテルに泊り、


翌日はハトバスにのり都内を見物して夕方の便で松山に帰ったと言っており、青ヶ島のツアーがホテルにいた事も殺された二人とも会っていないと言ったのです、殺された日は遺体が一、

ケ月水の中にありあはっきり特定できないので、アリバイも当てにはならない状況だったのです、新之助達は翌日には東京に戻り事務所に顔を出すと黒田が尋ねて来て保険金詐欺は自供、

したが、


車を鑑識が調べたが証拠になるものは発見できず、2人の殺害は物的証拠がなく自供しない限り追訴は無理であり、とりあえず保険金詐欺で検察庁に送り、殺人は継続捜査になったと言っ、

たのです、新之助が青ヶ島のツアーの一向、殺された青ヶ島の2人、青ヶ島から行方不明になつた山中が同じ日に同じホテルにいたわけで、偶然とはとても思われないが、又2人が青ヶ島、

行きのフエリーになぜ乗ったのだろう、


黒田が殺す動機があるのは山中だけだが、車に何の証拠も残っていなかったと言う事は、2人を車には乗せていない事になると言うので、いや、殺した後にビニールみたいなものにいれ、

れば車内には証拠を残さなくて済むだろうと言うと、そうですが、何かかみつからなくては奴を自供に追い込めませんよと黒田が言ったのです、そうか殺害場所がフエリーの中だとした、

らつじつまが合う、


あの船の何処かで殺害したに違いない、人の出入りしない場所を探してくれ、保険金詐欺は下田が持ちかけたという言っているのだろうと聞くと、デタラメに決まっている奴が下田も殺、

したのかもしれないが、これも証拠がないと黒田が言ったのです、下田の遺族はどうしているのと聞くと、あの後保険金で民宿を開いたそうだ、今も娘と2人でやっているそうだよといい、


娘はあのころ腎臓が悪くて移植しなければ5年も持たないと言われていたそうだが、ドナーが見つかり松山の病院で移植手術をして今は元気だそうだと言ったのです、ともかくフエリーを、

もう一度調べてみようと言い、帰っていったのです、そして次の日事件は急展開したのです、フエリーをくまなく鑑識が調べた結果、船倉の機関室の隣の工具を保管している小部屋で、

エミノール反応があり、


くまなく調べたところ髪の毛とパイプを引っかいた跡が見つかり、DNA鑑定の結果2人の毛髪と山中の毛髪と皮脂が発見されて、殺害場所が断定されたのです、これにより、留置所から取、

り調べ室に戻し山中を追求したところ観念したのか殺人も自供を始めたのです、それによると、東京のホテルのロビーで茜があの2人に青ヶ島にいた、茜さんではと声をかけられそうで、

私がトイレから出て来て茜の傍に行くと、


2人が怪訝な顔をしているので茜が主人の遠山ですと紹介したのです、まじまじと顔をみて前のご主人ににていますねと言うので、そうですかと言って免許証をみせると別人だわと納得、

した見たいなので安心したのです、それが12日の朝の事で気づいていないから大丈夫だと言って東京見物をして夕方松山に帰ったのです、空港に着き預けていた車に乗り帰ろうとした、

時あの2人がガラス窓を叩き、


ここに住んでいたんだと言うのでまずいと思いとっさ的にいや、ここからフエリーで一時間行った青ヶ島に住んでいると言うと、私達もその島に行くので乗せてもらえないかと言うので、

まいったと思いましたが、乗せることにして車に乗りフエリー乗り場に向かったのです、乗船手続きをしてフエリーに乗り込むと2人はデッキに行ったのです、絶対気づいているんだ、

後をつけて来たんだろうと思い、


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