特殊テロ対策部隊コンドル48 翌日府中信用金庫の犯人2人が検挙され奪われた5000万は無事回収されたが、犯人の1人は逃走中とマスコミが報道し、異例の早さの検挙を褒め讃えたのです、黒田は田上


特殊テロ対策部隊コンドル48


翌日府中信用金庫の犯人2人が検挙され奪われた5000万は無事回収されたが、犯人の1人は逃走中とマスコミが報道し、異例の早さの検挙を褒め讃えたのです、黒田は田上に証拠不十分で、

釈放する、これで済んだと思うなよと言って解放し、さつそくGPSによる行動が監視されたのです、警視庁を解放された田上は真っ直ぐ、府中のアパートに帰り着いたのです、船を貸した、

古田は刑事が張り付きましたが、


不審な行動はとらずいつもの通り建設現場で仕事をしていたのです、福原は今回も新之助にしてやられた事をくやしがっていたのです、新之助が日銀の件に気がつけばゴールドに潜入し、

ている高崎から連絡があるはずだ、今回も連絡があったが一足違いで捕まったのだと思っていたのです、準備を進めるように配下に指示すると、アジトを変えたほうがいいのではないか、

と言うので、


ここが一番安全なのさ、もし家宅捜査に入ってもこの地下への入り口は発見できないし、赤外線でも探知できないようになっている、3方に抜け穴がある簡単に逃げられると言ったのです、

しかし念の為の陽動作戦が必要だなと話し、決行時には他で事件を起こし注意をそらそうと言ったのです、田上から海外のサーバをとおして連絡があり、カバンの中に盗聴器があります、

どうしましょうかと聞くので、


知らん顔してそのままにしておくのだ、連絡はその盗聴器に入らない場所からするのだ、お前と古田には刑事が張り付いているはずだ、くれぐれもアジトには近づくな、いつもの通り資金、

は隠し口座に振り込んでおいた、普通に生活するのだ、追って指示すると言ったのです、高野、五代、島田、杉村も会長に退き、新之助達が社長に就任し高杉一族は全て若返ったのです、


高杉は外務大臣を最後に全ての党の役員を辞任したのです、議員は今後もやる事になったのですが名実ともに新之助が高杉派の派閥の領主となり、村田が世話役で今井が新之助のサポート、

役になったのです、一方白菊とさくらは芸者を上がり、さくらは神楽坂に小料理屋、白菊はクラブを作り独立して、夕霧が一番の姉さんになり雛菊、ボタンが半玉から芸者になったのです、


次の総選挙で自民党は過半数割れを起こし民友党と連立を組み、総理には民友党の鈴木が就任したのです、中根は総理を辞任しましたが総裁はそのまま続投する事になったのです、次の、

選挙でも高杉派は全員当選して党内第一の派閥になり、中根派は党内第二の派閥に転落したのです、暫くはコンドル、イーグルの出動もなく平穏な日が続いており、福原は日銀の襲撃は、

一旦中止に追い込まれたのです、


それは東京駅の改装が決まり、地下も含めて近代的な地下街と駅舎を改修する事になり、丸の内線のトンネルの改修もする事になったため、発覚のおそれがある為改装が終るまで延期にし、

たのです、田上、古田も通常通り生活しており不穏な動きはみせず、GPSの電池も切れて追跡不能になったので、一旦監視は中止する事にしたのです、そんなある日陳情団のなかに青ヶ島、

村長が訪れたのです、


連絡船のフエリーの建造で親父に世話になった事があり、その後新之助が受け継いだのです、就航10年の記念式典をやるので高杉議員事務所に行きましたら、息子さんである新之助さん、

に移管したとの事で後はこちらに陳情するように言われて来たのですと言うので、どんな陳情ですかと聞くと、陳情ではなく来週の12日にお越し願いたいのですがとフエリーのキップを、

差し出したのです、


坂井に予定を聞くと大した用事はないので、大丈夫との事なので、せっかくのお招きですのでお伺いしましょうと言うと、是非お願いしますと帰っていったのです、陳情団の処理も終り、

一服していると、ホテルはときくのでフエリーのチケットとの下に民宿青ヶ島の宿泊券もついているので大丈夫だよと言うと、青ヶ島というと伊豆諸島の方が有名ですが、愛媛にもある、

んですねと言うので、


なんでも伊豆諸島の青ヶ島とは姉妹島の協定を結んでいるらしい、島民の数がすくなくフエリー建造の補助金はでなかったそうで、親父が高杉基金から支援したのだそうだ、それのお礼、

だろう、久しぶりに骨休みできるよと言うと、どうですかね先生の行くところ事件ありですから、意外と海賊がでたりなんかしてと坂井が笑ったのです、黒田から電話がかかって来たの、

でまた頼み事か、


まだ前回の分はおごって貰ってないぞと言うと、おごろうと思って電話したんだよと言うので、なんか気持ちわるいな裏があるんではないだろうなというと、たいした事は頼まないよと、

言い、いつもの小料理屋でと言って電話を切ったのです、それでは後は頼むと事務所を出て神楽坂の小料理屋さくらに向かったのです、のれんを潜るといらっしゃい、黒田さんがまって、

いますよと、


いつもの小上がりに案内したのです、ビールで乾杯すると、今日はあぶらの乗ったブリとアジがありますよと言うので、親父はたまには来ているのと聞くと、最近来ないのですよ又どこか、

で浮気しているのでしょうと笑ったのです、どうした、自分からご馳走するなんてと聞くと、奇妙な事件が起こって困っているんだよと言うので、どんなと聞くと、伊豆諸島は警視庁の、

管轄なんだが、


そこの島民2人が愛媛県の青ヶ島に旅行にいったきり行方不明になり、今でも行方がわからないのだ、小さな島なので愛媛県警にたのんで島を捜索してもらったが何処にも見つからない、

フエリーには確かに先月12日に乗船しているとの事なんだと言うので、さては坂井に僕が来週に青ヶ島に行くのを聞いて様子を探らすつもりだろう、ついでだからいいではないですかと、

言うので、


まあついでだからいいけど何が奇妙なんだと聞くと、2人は恋人同士らしく、梅田健治22才と青井理香21才でフエリーに乗ったのは間違いないらしい、島民に写真を撮ってくれと頼まれ、

撮った須崎誠と言う中学生が覚えていたそうだが、島に着いたときは見当たらなかったそうなんだ、船から落ちた可能性があるので捜索したが、死体は上がっていない、それに2人は、

伊豆諸島の青ヶ島の島民だと言うので、


同じ青ヶ島だからどんな島か見にいったんではと言うと、それが島を出るときには、東京デズニーランドに行くと言って出たそうなんだ、家族から捜索願いが出されて全国に照会したら、

同じ名前の2人づれが船から消えたと愛媛県警から回答があり青ヶ島へ行き、消えた事がわかったんだと言うので、なるほど東京で青ヶ島に行かなければならない用事ができたわけだと、

言うと、


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