アガルタ、クリア
新宿をノーコンティニューでクリアできたので今回も……そんな甘いもんじゃなかった。
ボスクラスの敵にバーサーカーがいたのだが、これがもう堪らん。破壊力が凄まじく普通のサーヴァントでは最後まで持ちそうもなかった。その他も色々と困ったスキルを使ってくれたもんだから、結局いつ全滅するかと戦々恐々とした戦いを続けることになってしまった。
ではまず、対エルドラドのバーサーカー戦。
エルドラドのバーサーカー(以後エルバサさん)とは何回も戦うことになったが、最初はゲージ一本を削ればよかったのでまだ何とかなった。だが11節のラストでは後半はメガロス(ヘラクレスが変質したサーヴァント)と一緒に戦わなければならなくなり、絶望的な気持ちになったっけ。これも途中で終了してくれたので何とかなった。だがこの調子だと最後は危ういと確信した。
そして13節、二回に渡って戦うことになるが今度は最後まで削り切らねばならない。ゲージは三本、元々破壊力が高い上にスキルで更に高まる。もうあかんかなと思いつつ、それでも挑んだ。
対エルバサ戦では当然ながらフォーリナーを中心に編成した。先発は葛飾北斎、マシュ、フレンドにも北斎、控えはXX、残りはラーマと水着マルタ。最後の二人は神性特攻があり、エルバサさんにも効果があるらしいから選んだ。結果から言えば全てノーコンティニューで切り抜けられたが、戦闘は消耗戦そのものとなっていた。相性のいいフォーリナーでなければ全滅しただろう。あと、マシュのスキルや宝具で防御力を高めてなければヤバかった。ああ、アビーがいればもっと楽だったかな? 正月の福袋で来てくれないかな。
次、対メガロス戦。やはり何回も戦うことになった。
メガロスは元々はヘラクレス。だが、この特異点を作った魔神柱と不夜城のキャスターによってカルデアから強制召喚され、更に霊基を変質させられて狂化を加速させられている。もう怪獣としか言えない存在となっていて(元々怪獣みたいなものだったが、更に凄まじくなっている)、途轍もなく危険なものと化していた。話し合いは不可能、よって戦うしかない。
初戦のHPは30万くらい、ゲージは一本なので少し楽かなと思いきや、さもありなん。何度もガッツをしてくれて甦る。倒しても倒しても切りがないって感じで心が擦り切れてしまった。「狙いをつける」なんてタゲ集中攻撃をしてくれるもんだから、無敵の付与などを考えながら戦う必要があった。それも限界があった。
メガロスとの戦いもエルバサさんとの戦いと同じ編成でいった。これも大変だった。先発陣が無事に済んだことは一度もなく、ラーマやマルタまで担ぎ出されることがあったので焦った。二人はバーサーカーに対する耐性が低いので心臓バクバクだったよ。まぁ大半はXXが何とかしてくれたが、危なかった。
この後、エルバサさんやレジスタンスのライダーなどと一緒に出て来たのでもう……嫌になったよ。
一連の戦いもだいたい(“だいたい”と記したのは一度全滅があったから)ノーコンティニューで切り抜けられたが、よく持ったものだと不思議に思った。
次、対ダユー戦。計三回戦ったか。
彼女は元ドレイク、やはり何らかの変質を受けてアガルタに強制召喚されている。性格も大きく変わっていて、ドレイクしての記憶はなく、マスターたちのことも憶えていなかった。喋り方も大きく変わっていて、正直気持ち悪いなと感じてしまった。エロいんだが、ヤバさが半端なかったからだ。
ダユーも色々とメンドクサイスキルを使ってくれたが、他のボスクラスに比べればまだ楽に戦えたか。クラスはライダーなのでこっちはアサシンで挑んだ。編成は6節では両義式と不夜城のアサシン(以後不夜アサ)、サポートに酒吞童子かジャックを選んだ。控えは静謐ちゃんと後はアルターエゴの二人、メカエリチャンと沖田総司オルタ。12節ではアーチャークラスと一緒に来てくれたので先発に李書文、パールヴァティー、サポートはジャックか酒吞童子、控えに両義式と不夜アサ、静謐ちゃんとした。アーチャーを排除したらランサーの誰かと両義式(もしくは不夜アサ)とオーダーチェンジという戦術を採った。パールヴァティーを選んだのはお供のアーチャー勢を一気に薙ぎ払ってくれる全体宝具を持っていたから。
一連の戦いは決して圧勝とはいかなかったが、全戦、誰ひとり失うことなく切り抜けられた。
ダユーは消滅する時、ドレイクとしての意識を取り戻したようだが、マスターたちのことは分からなかったみたい。
次、対不夜アサ戦。8節だけで決着がついている。二連戦だった。
不夜城を支配する女帝として登場。彼女は今年(2018年)の一月に召喚して以後、かなり頻繁に使い重宝していたので結構思い入れのあるサーヴァントだ。
さて、彼女はアサシンなのだが単純にキャスターを選べばいいものではなかった。不夜城のキャスター(以後、語り部さん)と一緒に出て来たからだ。但し語り部さんはチャージ活動はせず火力も控えめなので攻略は後回しにした。
先発は沖田総司オルタとメカエリチャン、サポートに邪ンヌだ。控えはメイドアルトリア、イシュタル(ライダー)、アレキサンダーのライダー勢。沖タとメカエリはキャスター、アサシンともに高ダメージを与えられるアルターエゴだから選んだ。邪ンヌは文句なしに高火力。彼女らに不夜アサの方を先に始末して貰おうと思ったのだ。一度目の戦いはほぼ思い通りにいって先発陣だけで二人とも倒せたが、二度目はそうはいかなかった。不夜アサがゲージ1をブレイクされた時、チャージがMAXになって宝具を発動されてしまったのだ。攻略サイトでその危険性は指摘されていたが、タイミングを間違えて回避や無敵をの対策を採ってなかったのだ。お蔭で一人犠牲にしてしまった、メカエリをやられてしまった。ただ一人で済んだのは不幸中の幸い、単体宝具でよかった。その後は沖タの宝具で不夜アサを倒せ、控えから出て来たメイドアルトリアが語り部さんを倒してくれた。今回もノーコンティニュー、しかし消耗した。
ここで不夜アサは退場となるがストーリー上、メガロスの乱入で倒されたことになっている。本当に倒れたのかというと……? それから語り部さんが仲間になるが、これも……?
次、対レジスタンスのライダー+メガロス戦。この戦いも二連戦となった。
レジスタンスのライダー(以後、奴隷王)は最初はマスターと行動を共にし、言動などから前向きないい奴かと思えた。ただマシュが違和感を憶える発言をしていたので、裏切るのか思ったが、本当にそうなった。――と言うか、このアガルタの世界は奴隷王の願望を元に作り出されたものらしい。まぁそのまんまではないことは最後に明かされたが。
それで結局戦うことになった。奴隷王との戦いはメガロスが一緒にいてくれたお蔭で大変なことになってしまった。一度目は何とかなったが、二度目で遂に全滅してしまったのだ。危険度から言ってメガロスの方が上だったので彼を優先して攻撃したのだが、時々回避を使ってくれたので鬱陶しかった。その際は奴隷王にターゲットを変更して対処したがメガロスのHPを削るのが遅れて、とうとうこっちが持たなくなってしまったのだ。
編成は北斎とマシュ、サポートに北斎――と、エルバサさん戦と同様の先発にしたが控えは両義式、不夜アサ、静謐ちゃんのアサシン勢とした。先発陣にメガロスを倒して貰ってから控えのアサシン勢で奴隷王を始末させるつもりだったが、思うようにはいかなかった。マシュのスキルなどで防御力を高めてそれなりに粘ったのだが、メガロスを倒し切るまで持たなかったのだ。かなり削ったんだけどね、最後のゲージ(最初は三本あったぞ)が残り10,000ほどまでに削れていたんだがね。
メガロスを倒す前に先発陣が全滅、控えを引きずり出されて(メガロスというより奴隷王から喰らったダメージが大きかったな)後は雪崩を打つ。一気に全員始末されてしまったわけ。もうどうにもならん。仕方ないので令呪使用、後は宝具の連発で始末できたが……情けなくて仕方ない気分になったもんだ。
最終節、対語り部さん+魔神柱戦。
この特異点は語り部さんの「死にたくない」という願いと魔神柱の復讐心が結びつい構成されたものだった。ベースに奴隷王の願望が組み込まれていたが、最終的には語り部さんと魔神柱の願いの顕現だった。
最初は魔神柱が語り部さんを利用したものかと思ったが、どうも魔神柱は語り部さんとシンクロしてしまったらしい。つまり想いを共有するようになったのだ。魔神柱も死を忌避する意識が強かったらしい。
まずは語り部さんとの戦い。お供が五体出て来たかな、これは5つのクラスが1ラウンドに混在して出てくるという非常にやりにくいものだった。容易に相性有利に持ちめず、仕方ないのでエクストラクラスで編成した。先発は天草四郎とマシュ、サポートにBB、控えに北斎、水着マルタ、
語り部さんのスキルの中にゲージブレイク時に敵にターゲットを集中させるものがあると聞いた。これは狙った敵の撃破が不可能になり、場合によっては非常に危険な事態を招きかねない(ゲージの少ないアサシンクラスの敵を先に始末できなくなる場合があるのだ)。よって周りのお供の撃破を優先した。だから天草とBBを選んだのだ。天草は北斎でもよかったのかもしれない。或いは自分のところのBB。彼らの全体宝具でできる限り早く一層し、語り部さんのスキルを無意味なものとし、彼女の始末に専念するためだ。この戦術はだいたい上手くいったが、語り部さんの宝具発動を阻止するのはどうしても無理で、マシュのスキルや自己スキル、或いはマスタースキルで一度は防いだが二度目以降は不可能、都合三度の発動を招いてかなり損害を出した。何とか倒すことはできたが疲れたな。ノーコンティニュー、でも焦った。
次は魔神柱――フェニクスという名だ――との戦い。クラスはキャスター、よってライダークラスで編成。ただし「王」の特性を持つサーヴァントに対しては耐性があるらしく使うのは控えた方がよかった。ちくしょう、メイドアルトリアやオジマンディアスを使いたかったのに。
先発はイシュタル(ライダー)、マシュ、サポートにドレイク、控えはマリー・アントワネット、メカエリチャン、沖田総司オルタとした。マリーは王妃なので王じゃないよね? HPは70万なので時間はかかるに違いない、だからマシュを選んで防御力を高めることにした。
戦いはやはり耐久戦になった。イシュタルとドレイクは火力があったが、70万を削り切るにはどうしてもターン数を要する。宝具も何回か発動できたが全体宝具のせいか一気に削ることはできなかった。残り5万まで削った時にマシュが倒されたが、控えから出て来たマリーが決めてくれたのでよしとする。これもノーコンティニューだったが、やっぱり疲れた。
これでフェニクスとの戦いは終わらなかった。あと二回あったが、ここでクラスチェンジ、ルーラークラスで登場してくれた。アヴェンジャーが必須になるが自分のところにいるアヴェンジャーはサリエリ一人、しかも強化が未だ追いつかないので使えない。仕方がないので他のエクストラクラスで編成した。
先発は北斎とマシュ。天草にしようかと思ったが今度は北斎、前回もそうだったが、どっちがいいのかは分からない。BBはルーラーと相性が悪いので使えない。マシュは防御役として欠かせない存在となったな。サポートに邪ンヌ、絶体に必要。控えは天草、水着マルタ、メカエリチャン。最後は沖田総司オルタかXXにしようかとも思ったが宝具が単体で威力が一番あるメカエリチャンを選んだ。
二度目の戦い、HPは48万くらいでいけるかなと思ったが、ガッツで全回復してくれたもんだから大変だった。しかも開始早々に「尽目」という即死スキルを使ってくれたから驚愕した。要の邪ンヌが犠牲になったもんだから絶望してしまった。これ、宝具とかじゃなくスキル、いきなりやられたので堪らなかった。そういうわけでこの戦いは途中で全滅だ。何とか一回HPを削り切っていたが、やっとだった。コンティニュー後、復活した邪ンヌの火力で叩き潰したけど、結局石を砕いてしまったのでやり切れない。令呪が全部回復(奴隷王戦の翌日だったので一つしか復活していなかった)してから挑んだ方がよかっただろうが、何とか今年(2018年)じゅうにクリアしたかったのでやったのだが……溜め息。
最後の戦い、HPは27万弱に下がっていたが、やはりガッツがあるとのこと、しかも何度も。但し10ターンすぎると解除されるらしいので敢えて時間をかけて倒すことにした。先発は北斎、マシュ、サポートは邪ンヌじゃなくてジャンヌ・ダルクにした。防御力主体の布陣だ。控えは同じ顔触れ。戦いはほぼ思惑通りに進み、10ターン以上かけることに成功した。これでガッツは阻止できた。ただ、こちらも相応にダメージを受け、三人ともHP5000以下まで削られた。ちと危なかった。だがそれでも何とか倒すことができたのでよしとする。ノーコンティニューでいけたし、そもそも一人も倒されなかった。前回よりは楽だったかな。
ストーリー上はここで不夜アサが出て来て魔神柱を抑え込み、フェルグス(強制召喚された一人。少年の姿に変質していて性格も大きく変わっている。だが本質は同じだった)が宝具を発動させて仕留めたことになる。この時フェルグスが語り部さんに話しかけて説得したのだが、どう考えてもセクハラとしか思えないものだったなw
最後の脱出の時にエレナ(この人も強制召喚されていた)が出て来たが、なんだか取ってつけたような感じだったな。もう少し活躍させられなかっただろうか?
これでアガルタはクリア。今回は新宿の時とは違って二度全滅したせいか、消耗度はより大きく感じられた。レベルの低さや戦術のまずさを痛感した次第である。次は剣豪七番勝負、武蔵ちゃんが出てくる話だ。更に苦労するかな?
エルドラドのバーサーカー、不夜城のアサシン、不夜城のキャスター、レジスタンスのライダーらの真名が判明した。例によってネタバレが酷いのでここでは伏せる。不夜アサに関しては中国の女帝ということで多少は予想できたが、確信はなかった。後は全く分らなかった。
エルバサさんはアキレウスとの因縁を知っていれば分かっただろうが、自分は知らなかったので不可能。あの名前も初耳だった。そんな人、いたんだって感想になる。
奴隷王は海賊の誰かだろうと思ったが、あの人だったとは……。あの人も海賊みたいなところはあったということになるか。
それと、ラストだが……語り部さんがカルデアにいたな。召喚されたわけ? いや、一緒にレイシフトしたのか。元に戻ったフェルグスを避けていたのが笑えたな。
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