第551話 女神様は? 日本の近代的魔法道具に驚愕……(49)

 と、なれば?


 自身の女神さまへと永遠の愛を誓い『ゾッコン』の状態でいる健太……。


 そう~? もう既に? 美と時の女神シルフィーの傀儡策が成功……。終えている状態の健太は? シルフィーの尻に敷かれている状態なので。


「うん、いいよ~。僕の女神さま~。許してあげる~」と。


 自身の首筋に痛々しい傷を入れた筈の妻に対して安易に許すのだよ。


 彼は? こんな台詞も告げながら。


「全然痛くないからね~」


 と、言葉を漏らしながら。


 う~ん、でもさ? 流石にこれは?


 と、いうか?


 健太が自身の妻(女神)であるシルフィーへと告げた。自身の首筋の噛み傷が『痛くない』と告げるのは、耐え忍び過ぎると。彼の彼女は? 危惧して、健太へと声をかける。


「あなた~? 血が出るほどの傷なのだから~。痛くはないことは~。ないでしょう~? あなた~?」


 と、訪ねて。

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