第550話 女神様は? 日本の近代的魔法道具に驚愕……(48)

 美と時の女神シルフィーは、反省をしている自身の主さま……健太へと? 甘え声色と優艶な声色とを駆使しながら囁くのだ。


 更に自身の主さまを妻として傀儡……。家庭での主導権を永遠に握るためにね。


 だから彼女は? 主さまの耳元で吐息を吹きかけながら囁いたのだ。


 でッ、囁き終えれば?


 先程自分自身が主へと噛みついた喉元……。


 そう? 健太の喉元から流れる血……。


 そして? 傷口を美と時の女神シルフィーは、『ペロペロ』と、舐め始めだすのだ。


 それも? こんな台詞……。


 そう~? 少女とは、とても思えないような、甘くて優艶な声色で、健太の脳を蕩けさせながら囁くのだ。


「あなた~? 痛かった~? 大丈夫~? 本当にごめんなさいね~。もうこんな酷いことはしないからね~。だから~。あなた~。許して~。お願いよ~」と。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る