第542話 女神様は? 日本の近代的魔法道具に驚愕……(41)

 ……だけではないようだ?


 彼は直ぐに自身の口を開いて?


「僕の女神さま~。このまま~? お皿に載っているおかずを放置していたら~。冷めてしまう~。だから~? 僕の女神さま~。食事だけ~。先にすませようよ~。その後からまた続きをしようよ~」と。


 健太は? 自身に未だ未練あるように甘え、続きを要求してくる女神さまへと、食事だけ済ませ、残りは後だと優しく告げるのだが。我等はそんな彼の様子を凝視して──!


 健太~? 君は未だ幼い男の子なのに~? 美と時の女神シルフィーと今優しく告げた。


『続きは後で~?』の意味を君は理解しているの? と、我等も訊ねたくなる衝動に駆られそうになるのだよ。


 だって~? 今健太がシルフィーへと告げた台詞は、大人のカップル若しくは? 夫婦である者達が愛を込めて囁く台詞だからね~。


 と、我等は思うのだよ?


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る