　そう～？

『いらない～』

『遠慮する～』とね。

　う～ん、でもね～？　彼女の幼い主さまは～？　この物語を読み、見てきた者達ならば知っての通りで。

　健太自身が？　軟弱、ひ弱そうに見える容姿ではあるのだが？

　彼はいざ、自分の妻（物）のことになれば？　自分の身を犠牲……。

　そう～？　彼は～？　自身の命を投じてまでも守ることが可能な男であり。一度言い出したら他人の台詞……。妻達の言葉にすら耳を傾けない気丈なところもある。

　だから～？　健太は～？　幼いながらも、もう既に漢……。

　そう～？　美と時の女神シルフィーは、もう既に自分自身の大事な妻(宝物)だと幼いながらも思っているので。自分の大事な妻（宝物）の痛々しい容姿は見たくはないと思っている。

　それに？　漢なら？　幼かろうが？　誰でも思うことだと、我等は思うのだが？

　自身の大事な彼女や妻のことを美しく煌びやかに着飾りたいのは当たり前……。

　いくら？　健太が幼く、美と時の女神シルフィーよりも年下の夫（彼）だとしても。先程から我等が説明をした通りで。美と時の女神シルフィーがいくら年下の夫（彼）を諫めても無駄だと思う？

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