第469話 出逢い……(26)

 と、言っても? この時点で? 美と時の女神シルフィー自身は? 自身がこの世に生を受けてからの悲惨、悲痛な、性奴隷としての生い立ちの為に、まだ自身が美と時……だけではなく? 時空を自由に移動できる神のような存在……。


 そう~? 女神さまのような存在だと気がついてはいない状態だけれど。我等……。


 遠目から神々しい幼いエルフの少女を見詰める我等は? 逢えて少女のことを卑しい者だと呼ばずに、世界を創世した神々と対等の能力を持つこの美しい少女のことを我等は? 美と時の女神シルフィーと呼んでいる。


 と、まあ、我等の話しが少しばかりずれてしまったが。当の本人である女神シルフィー自身も幼い健太と一緒でね。初恋の相手は健太になる。


 だから彼女は~? 自身の面前で、下着姿で立つ彼……。


 そう~? 寒さに震え耐え忍んでいる自身の小さな主さま……。健太に対して女神らしい振る舞い。


 と、言うよりも? 未だ幼い彼女ではあるのだが~?


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