第468話 出逢い……(25)
となれば~? 女神シルフィーの幼い主さまの口から自然とね~?
「ハックション~!」と。
クシャミが放たれるのだよ。
そう~? ラブコメ仕様の物語のお決まりの如くね~。
それもさぁ~? 健太の口から何度も放たれるから。
本来ならば? 純情な恋愛物語の筈が?
女神シルフィーの幼い主さまが、自身の鼻水をすすりながらのクシャミの為に、ラブコメ仕様へと変貌……。
幼い二人の初めての出逢い……。
その感動的なワンシーンをシルフィーの今後の余生の、永遠の主さまがみな台無しにしたのだ。
と、なれば~?
初めて異性から純粋な気持ちで優しくされて感動……。幼い健太に『ホの字』と、なった女神シルフィーなのだが……。
この感動的なワンシーンを自身の主さまに壊されてしまうから。彼女は落胆してしまう。
と、言うことはない~。
逆に幼い自分の主さまが可愛く~。更に彼女は健太のことを愛おしく思う。
だって~? 幼い女神シルフィーの初めての恋~。
そう~? 健太も本当の初恋の相手は、此の国の女王アイカではなく、戦勝~! 勝利の証である~! 美と時の女神シルフィーなのだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます