　う～ん、でも～？　彼女の幼い夫（彼）は～？

　この物語を読む者達も知っての通りで、頑固な一面もあるから自身の妻（女神さま）ことシルフィーの、再度諫めの言葉を聞き入れる訳はないのだ。

　だから健太は無言……。シルフィーの諫めを無視続ける。

　それも～？　彼女の柔らかい肌……。肢体と言う奴に優しく触れながら。幼い健太が産まれて初めて、一目惚れ……。魅入り。自分の妻（物）だと自己主張した女神さま……。

　そう～？　女神シルフィーの質素な服を脱がし裸体……。美と豊穣神へと変化させていく～。

　そして～？　完全な美と豊穣神へと変化を遂げたシルフィー……。自身の妻に対して？

　健太が先程脱衣をした服……。

　そう～？　厚手の服ことセーターを「よいしょ、よいしょ」と独り言を漏らしながら彼は、自分の永遠の伴侶こと女神シルフィーに着せ始めるのだよ。

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