　う～ん、なのに～？

　シルフィーの持つこの『ジャポネ』の兵達の様子を凝視すればこの通りだよ。戦士一人一人が、大変に規律がある振る舞い……。

　と、言うよりも？

　この美しく煌びやかな、『ジャポネ』の女王シルフィー……。

　そう～？　戦勝～！　勝利者の証～！　此の国のオス達のセックスシンボル（アイドル）であり象徴でもあった女神さまに崇拝しているのだよ。

　この『ジャポネ』の戦士（漢）達はね～。

　だから女王……、女神さまの下知は絶対であり～！　自身の命を投じても遂行するのが。この『ジャポネ』の戦士（漢）達なのだよ～。

　まあ、そう言う訳だから～。女神さまの下知で、堅固な城門が、『ヒラケ～♪　ゴマ～♪』の如く開けば──。中から慌てて、数人の男達のお迎えがわざわざくるのだよ。『ジャポネ』の女神さまを丁重に迎える為に～。

「姫様～」と、声をかけながら～。サラではなく。シルフィーのことを一人の老人……。

　それも～？　オークやエルフ……。健太のような人種の者ではなく。物作りに長けたドワーフと呼ばれる種族の老人が、『ジャポネ』の女王シルフィーのことを『姫様～』と、呼びながら駆け寄ってくるのだよ。

　二人の若いエルフの戦士（漢）達を連れ添いながらねぇ～。

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