第381話 帰宅(二部あとがき)(4)
腹違いではあるのだが、妹であるサラの声に続くように、姉のプラウムも疑問を漏らす。
すると? 妹二人の話しを聞き、次女のエリエは自身の両手を組み──。顎に指を当て、考えるひとのポーズで。
「う~ん、確かに? 王ラウムの言う通りで。たかが、果物採取に出掛けただけなのに、御方の帰りが余りに遅い気がする?」
まあ、こんな感じでエリエも、プラウムが漏らした疑問の台詞に同調するように言葉を漏らすのだよ。
う~ん、でもね?
果物採取など健太がとうに終わらせているとことを知っている女王アイカは、二人の漏らした台詞に対して、納得ができないので。
「あのひとは~。果物採集などとうに終わらせて、屋敷に帰宅をしているはず~」
と、荒々しく告げる。
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