17話②
あの落ち着きましたか?
あぁすまないみっともない所を見せてしまったな
いえ昔妹達にしていた事を思い出しながらしただけですから
そうかそれで今妹さんは?
妹達とはもう長い間会ってませんそれにもう二度と会う事はないと思いますから
…そうかえっとそれでここはどこなんだ?
ここですか?ここは魔王城ですよ
魔王城!
冒険者は素早く起き上がり戦闘態勢に入った
だめですよまだ動いちゃ
メイドは近づいてくる
くるな!ポロッサ近くにいるんだろおいポロッサ
ポロッサは近くで寝ていたが声を聞き私の傍に駆け寄ったポロッサ攻撃だしかしポロッサは私の言うことを聞かなかったどうしたんだポロッサ何故なんだ
ポロッサに声をかけるが言う事を聞かない
前の戦闘のダメージで意識が朦朧とし気がついたらまたあのベッドで寝ていた。
すると扉が開き又知らない人が今度は魔族の女が入ってきた。
私をここで倒す気かそれとも拷問して情報をでも聞き出すのか?
いやぁ〜そんなことはしないよぉ〜そもそも私にそんな趣味ないしぃ〜まぁ私は魔道具開発をするのが仕事だからねぇ〜冒険者の討伐は契約外ってやつぅ〜
本当にいいのかそれで?
それと彼女には礼を言っときなよぉ〜彼女二日も付きっきりで看病したんだからそれに彼女風邪の病み上がりだしねぇ〜あとぉ〜冒険者の討伐は契約外だけどぉ〜従者の守護は私の仕事だからもしも彼女に手を出したら容赦しないよ
あぁ分かった
じゃあねぇ〜
あっすいません寝てしまって体調の方は大丈夫ですか?
あぁ大丈夫だ
良かったですと笑顔を浮かべた顔をみて確信した
あのすまなかったな急に構えて私達が冒険者だとわかった上で助けてくれたんだろ?
まぁそういう事になりますね
なんで助けたんだ?
僕も昔見ず知らずの人に助けて貰ったことがあったんですだから次はどんな人でも助けようって
そうか…そういえば挨拶がまだだったな私はムーラン
そしてこっちの魔獣がポロッサだよろしくな
僕はリグルって言いますよろしくお願いします
そんな畏まるなよ
それより魔王軍の僕を信じてくれるんですか?
あぁ命の恩人を信じないわけないし私の仲間にさえ心を中々許さなかったポロッサがリグルに対しては完璧に許してるのをみて信頼に値すると思ったんだよ。
まぁなんだ図々しい事だって言う事は分かってるが身体の傷が癒えるまでいていいか?
もちろんですそうじゃないと僕も気になって仕方ないと思うのでゆっくり休んで言って下さいね。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます