14.5話
デールさんこれって何処に置いたら良いですか?
ん〜あぁ〜それねそこの棚の上に置いといて
はい分かりましたえっとこの棚にと・・・この辺で良いですか?
うんそこら辺で大丈夫ぅ〜
あのこれっていりますか?
あぁ〜それはいらないよ失敗作だから
分かりましたこれはいらないと
あの魔獣さんこれはいらないそうなので外に
出しといて貰えますか?
おう、任しときな
でもありがとうございます皆さんに手伝って貰っちゃって
いやいや構わねぇよ、な?
あぁリグルちゃんの頼みならドンと来いよ
どんな事でも頼んでくれよ!
もしかしてリグルって異世界転移者だったりする?
僕はその的確な質問に僕はこの事(異世界転移者だと言うこと)を言うのを考えたが言うことにした
はいそうですでもなんで分かったんですか。
まぁ〜ね私って昔から勘は鋭い方なんだ
だから昔私の作った魔道具を妹達が壊した時なんか良く勘で当てたもんだよ
デールさんにも妹さんがいらしたんですね。
そうだよよく私の部屋に入っては色んな魔道具で遊んでたかなぁ〜
僕達は世間話をしながら2人で掃除をした魔獣さん達の手伝いがあってかサクサクと片付いていくそういえばさそっちの国にも魔道具とかってあるの?
いえありませんよ
そうなんだぁ〜じゃあ色々とそっちの世界は大変だったんじゃなぁ〜い?
いえそんなことは無いですよ僕達が住んでいた世界はとても便利な世界でしたし
そうなんだぁ〜魔道具がないって事は魔力とかもないの?
魔力って言う概念はありましたけどそれ自体は存在してないんですよ
なるほどねぇ〜じゃあなんで便利だったの?
それは僕達の世界は化学って言うのが発展してるからですよ。
へぇ〜それで化学って一体何なの?
う〜んこっちの世界にも電気ってあります?
まぁ無くはないよ?だけど魔力から生成する攻撃手段としてだけどねぇ〜
その電気だったり他のエネルギーを使って物を動かしたり空想の産物を作り出す事って説明で分かりますか?
うんまぁ理解出来たよ。それでその化学で造られた兵器とかってあるの?
まぁそれはもちろんありますよってあっ
僕はいま気づいたこの会話がデールさんにリードされたものだと・・・
勝手に僕の心の中の言葉のアフレコやめてください。
えっへへはぁもう気づいちゃったか本当にカンのいい子は嫌だよ
なんか聞いた事のあるセリフ言うのもやめてください
だが断るこのデールが最も好きな事のひとつは嫌がられても他の世界の情報を何としても聞き出す事だよ…
わっ分かりましたからもう本当にやめてくださいよ
それにしてもなんでそんなこと知ってるんですか?
あぁ〜それね確か昔に来た異世界転生者だったけがこれを読めば僕達の世界の全てが分かるってくれたんだよ。
その情報嘘なんで信じないでくださいね
それで君の世界には本当に空中からの爆撃の出来る兵器があったの?
はいありましたよまぁ今はもう無くなっちゃいましたけど・・・
ってなんでそんなこと知ってるんですか?
デイルから聞いてたんだよ鉄の塊が空を飛ぶ世界があるかもしれないってだからもしかしたら戦闘用もあったんじゃないかってでも信じ難いなぁ〜そんな戦闘能力のある空中兵器があったなんて戦闘能力もドラゴン達よりも劣るとは思うけどそんなのが量産されてたなんてね・・・
ほ、ほらデールさんそんな話をしながらやっていたらこんなに綺麗になりましたよ。
ほんとだね、いやぁ〜見違えるように綺麗になったねぇ〜本当にリグルのおかげだよぉ〜
いえそんなこれもデールさんや魔獣さん達が手伝ってくれたおかげですよ
あの本当に手伝ってくれてありがとうございます。
それじゃあ僕お風呂沸かしてくるんで皆さん休んでくださいねそう言うと僕はお風呂場まで走っていった。
いや〜でもよリグルちゃんって凄いよな確か病み上がりだろ?なのにあんなに頑張ってな
しかも掃除炊事洗濯どれをとっても完璧あんな子がお嫁さんだったらいくらでも頑張れるよな
そりゃリグルちゃんのファンクラブが出来るわけだ。
本当本当しかもファンクラブの会員が男だけじゃ無いんだろ?
そうそう女の子のファンまで多いんだってよ
こんな事言うのはどうかとも思うがこんなところでメイドなんかやってていいのかな?
バカだから俺達もあの可愛い笑顔を見れるんだぞ魔王軍のメイドやっててもらって感謝だぞ。
あの魔獣の皆さんお風呂が湧いたのでゆっくり疲れを取ってください。
いやいやそんなに気を使ってもらわなくてもいいのに
いえ皆さんのおかげでこんなに早く掃除が終わったんですだからこれは僕からのお礼なので遠慮しないで受け取ってください!
そこまで言うならお言葉に甘えさせてもらって・・・
良かった僕の気持ち受け取ってくれて嬉しいです。
そ、それじゃあ遠慮なく風呂に入らさせて貰おうか?
そうだな
そうっすね
おしそれじゃ一風呂浴びに行こうか?
おっす
あっはは
そうだデールさんは先にご飯にしますか?
もうそんなに急がなくたって時間はあるんだから少し休んだらぁ〜?
いえ大丈夫です僕は体丈夫な方なのでと僕は少し笑みをこぼした
でも病み上がりらしいじゃんそんなに無茶しちゃダメだよぉ〜。と僕の頭を優しく撫で撫でしてきたこの時僕の中でデールさんの印象が気だるそうな研究者からしっかりしたお姉さんへと変わった。
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