魔王軍入るけど文句ないよね!
西野悟
新天地へ
第1話
二千二八年六月二一日世界が衝撃を受ける事件が起きた。
突如約数百人の人が消えたそして人が消えた場所は決まって駅のホームだった目撃者が言うには突如空から黒い球体が降ってきて駅のホームを包んだそう。
消えた数百人の生死は不明
この事件には色々な説が立った
・キャトルミューティレーション説
・ブラックホール説
等様々
しかしどの説も立証されることなく闇に消えた
真実を知るのは消えた数百名だけだ
(???)「……う〜ん」
(女の子?)「早く来てお母さんあの子目が覚めたみたいだよ」
(母親?)「はいはいちょっと待って」
(???)(見たことの無い天井だ……はっ)
(???)「ここは?」
(女の子?)「ここはあたしのお家よ」
(???)「えっと君は?」
(女の子?)「私はアイコって言うのあなたは?」
(???)「僕?」
(アイコ)「うんあなたはなんて言うの」
(???)「僕はト……いやリグルだ」
(リグル)「僕の名前はリグルだよ」
(母親)「あ,目が覚めたのね」
(リグル)「えっとここは」
(母親)「グリシュタインって街の外れよ」
(リグル)「えっと確か僕は駅のホームに居たはずだけど?」
(母親)「駅のホーム? って言うのは分からないけど多分貴方は異世界転生者だと思うんだけど?」
(リグル)「異世界転生……」
僕は当たりを見渡した
(リグル)「本当の……様ですね」
(母親)「まぁ信じられないでしょうね私も子供の頃はそんな事があるなんて信じられませんでしたから」
(リグル)「その、助けてくれたんですね?」
(リグル)「ありがとうございます」
(母親)「いえ助けたのは私じゃないんです」
(母親)「実はこの子なんですお礼ならこの子に言ってやってください」
(リグル)「ありがとう」
(アイコ)「ううん人が倒れてたら当たり前よ」
(母親)「それで? これからどうするんですか?」
(母親)「お金もないようですしもしよかったら私たちの家でゆっくりしていってくれても構いませんけど……」
(リグル)「いえそんな助けてもらっただけじゃなくそんなご迷惑はかけられません」
(リグル)「それより僕の荷物は?」
(母親)「それならちゃんと持ってきて置いてありますよ、ほらあそこに」
(リグル)「それなら僕の持ち物からめぼしい物を街に売りに行こうと思います」
(母親)「それなら良い質屋を知ってます」
(リグル)「そうなんですか! 出来れば教えて下さい」
(母親)「ちょっと待っててくださいね」
(母親)「はいこれ質屋への地図です」
(リグル)「ありがとうございます」
(母親)「……でも以外でした?」
(リグル)「何がですか?」
(母親)「いえ私は初めて見た時は女の子かと思ったけど男の子……だったんですね」
(リグル)「はぁ」
(リグル)(まぁ以外という場面でうすうす勘づいてはいたけどやっぱり傷つくな〜)
(リグル)「えっと異世界転生ってよくある事なんですか?」
(母親)「まぁよくありますね結構頻繁に」
(リグル)「そうなんですかもっと少ないものだと思ってました。」
(リグル)「あ、じゃあえっとそれじゃあ僕はそろそろ街に出ようかと思います」
(母親)「もう身体大丈夫なの?」
(リグル)「はい身体は結構動く見たいですし善は急げです」
(母親)「そうですね」
(アイコ)「それじゃあお兄ちゃんまたね」
(母親)「気をつけて下さいね」
(リグル)「本当にありがとうございました」
これから新しい世界の冒険が始まる(多分)
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