sting
渡馬桜丸
登場人物・舞台設定・梗概
【登場人物】
・スティンガー…“刺すもの”を意味する通称で呼ばれる、ギャング上がりの青年。ネイルズ・ファミリーに引き上げてくれたバリーに恩義を。そしてボスのニコラスに憧憬を抱いている。
・バリー・ワンダー…スティンガーから父か兄のように慕われる古株。先代のロック・ネイルズを崇拝し、ニコラスに不敬を働く。
・ニコラス・ネイルズ…マルドゥック市屈指の勢力を有するマフィア、ネイルズ・ファミリーの2代目。歯向かう者には容赦しない非情さと圧倒的なカリスマ性を持つガンファイター。筆者は本当はBLシーンを入れたかったのだが、彼がタチなのかネコなのかを判別できずお蔵入りとなった。無念。たぶん体はどっちでもイケると思うんだけど、これは精神性の話。攻めなのか、誘い受けなのか。それが問題だ。
・アリス・スタンリー…バリーの嫡外子。
【舞台設定】
おもに『マルドゥック・ヴェロシティ』2巻中盤頃のマルドゥック市。
【梗概】
ニコラスに命じられ、恩人であるバリーの粛清に動くスティンガー。指示通り日数をかけて彼を苦しめ、その心身を壊す。苦悩する日々。ついにニコラスから始末する許可を受けるが、バリーが逃げた先には彼の娘、アリスが。バリーは始末したものの、目撃者となったアリスは殺せず、それゆえニコラスの部下たちから拷問を受ける。殺せなかった理由は、己の流儀に反するから。そうニコラスに告げると、彼の愛銃を渡される。控えていた部下やカトル・カールには託されず、自害する許しを得たのだった。自分が死ぬことでバリーの娘は生き残ることに安堵しつつ、スティンガーは銃を手に取った。
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