第3話 長屋の花見

「花見に行こうぜ」

「男ばっかりで? 混んでるしヤダよ」

「じゃあ落語の【長屋の花見】のように彼女の代用品持ってこうぜ。俺はDVD持ってく」

「俺はフィギュア」

「俺は抱き枕」

「俺は自分自身が俺の嫁のコスプレする」

 一行の周りだけ花見客が居なかったという。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る