羊 3/4


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「この度は皆さまの応援のおかげで、ぐず、ぐず。当選することができて、ぐず、ぐず。誠に光栄です。ずずー。これからもご期待を裏切ることなく、ぐず、ぐず。頑張っていきたいと、ずずー。思います。ずずー、ずずー。お引き立てのほどを、うっ、ううっ。よろしくお願いいたします」

 何度も、何度も鼻をすする。克己によって幾重もの苦難を乗り越えて、自らの願望を成就した慶びに満ち満ちた顔に、幾多もの光が無遠慮に浴びせかけられては消えていき、影を複雑につけている。周りの人間たちはガラス細工の瞳で、自らの仕事を完遂するためだけに彼の言葉を取りこぼさないようにとマイクを彼に向けている。画面の点滅はいよいよ激しくなってくる。

「ああ、いいよ。そのまま、音を立てて、同じように音を立てて」

「ずずー、ずずー。ずっずっ。ずずー、ずずー」

 べたべたと唾液を垂らして、小さな頭が揺れている。昼と夜のほんの少しの合間に、一生懸命に遊ぶ子供たちのはしゃぎ声が聞こえてくる。動きが少しだけ淀む。それがとても嬉しくて、両手を使って力づくに動きを強いる。

「ずずっ。ええ、息子のこともありますが、ずずー、それでも、ずずっ、それでもやはり、前を向いていきたいと思います」

 くだらないにこやかさを伴った質問に、とても誠実に答える。それからパシャパシャパシャパシャと音がする。そこにいるガラス細工の瞳をした人たちは皆が皆、その言葉を我が子の様に大切だと思っているのだろう。

「ずずー、ずずー。ずずー」

「ずずー、ずずー。ずっずっ。ずずー、ずずー」

 息遣いが激しくなっていく。パシャパシャパシャパシャと点滅はひどくなっていくのに、穏やかな静けさを湛えた空では星々が瞬き始めて、それでもやっぱり元気いっぱいな子供の声が聞こえてくる。

「ずずー、ずっずーずずーずーずっずー」

「息子のような子供をこれ以上出さないようにしたい。ずずっ。えー、そのためには、良い社会をつくることが必要だと思います。ずずっ。相手のことを思いやれる人間が必要だと思います。相手の気持ちを理解できない人間が多すぎるような気がするんです。ずーずー。そのためにも教育に力を入れていきたい。ずっずっ。そのためにこそ私は身を粉にする覚悟で政治に携わっていきたいと思います。ずずー」

「ずずー、ずずー。ずずー、ずずー」

「うっ」

「っ。がはっ。ごほ、ごほっ」

 びちゃびちゃと唾液とともに口からこぼれたものが床のカーペットに染み込んでいった。ぐちゃぐちゃの皮膚と肉だけになった口の上にある、大きな瞳からは涙が滲んでいて、電灯に照らされて輝くそれには黒い影が映っている。異様な形に拗けて、もう曲がることのなくなってしまった指の震えが大きくなった。ばちんっ、ばちんっ。と幾度も破裂音がした。

「どうしてできないのっ」

 ばちんっ。ばちんっ。破裂音は続いていく。真っ赤になって腫れあがった肉のせいで細くなった瞳の、先ほどの大きかったはずのその奥からはらはらと溢れて毀れる。それは床に落ちたものと一緒になってカーペットを汚していく。

「どうして汚すんだ、お前は。これは全部お前の為なんだぞ。全部、全部お前の為なんだ。そんなことでは苦労するんだぞ。お前が苦労するんだ。だから、全部お前の為なんだ」

 ベッドに投げ出す。また夕方の男の子の愉快そうな声が聞こえて、パシャパシャと点滅する。曲がらぬ指の、歪な手をじたばたじたばたと動かす。必死に、とても必死に。汗がわずかに浮いた薄い背では肉が収縮して蠢く。後ろから思い切り押さえる。

「ーはい。やはり、これまで支えてくれた妻や、支援者の皆様。後輩。そして・・・。そして、友人たち。彼らが一緒だったから、公私共に支えてくれたから、協力してくれたから今まで頑張ってこられました。彼らには感謝しかない。本当に私のやりたいことを理解してくれて・・・。すいません。ずずーずっずー。すいません」

 パシャパシャパシャパシャ。また点滅。食いしばることなどは出来るはずもなくて、ただ手に力を込める。でもそれは曲がらずに幽かに震えるだけだった。

「っ・・・・・・」

「はぁはぁはぁはぁ」

「ーはい。彼にも感謝しています。ずずーずっずー。はぁっ。一緒に投票を呼び掛けてくれたり、それこそ公私ともに、そう友人として助けてくれました」

「ずずー、ずずー。ずずー、ずずー」

 目から溢れるものを抑えることもできずに、鼻から流れるものを必死になってすすって零さまいとしている。そのたびに体に力が入って、肉が蠢く。頭を思いきり引っ掴んだ。

「なんで汚すんだ。お前が汚したんだ。お前が汚したんだ」

 ぐわり、ぐわりと頭が回る。視界が回る。パシャパシャと音がする。風が巻いている。窓を閉め切ったはずの部屋の中で轟轟と風が巻いている。残照の空に浮かぶ星々がゆったりゆったりと回転していく。狭い部屋でベッドが軋んで、薄青のシーツは見る見るうちに薄汚れて、染みができていく。

「ええ、息子のことは今でも心配です。ですが、それでも、いや、それでこそ私はやり遂げなければならないのです。必ず、必ずやり遂げて見せます。期待に応えて見せます」

「ずずー、ずずー。ずずー、ずずー」

 熱い、体がとても熱い。肉がまた蠢いてその存在を誇示すると染みが増えていく。口からは涎が垂れて落ちていった。呼吸も、鼓動も荒くなる。それとともに脈打つ手が生暖かい。パシャパシャパシャパシャと音が鳴って、たくさんの点滅が様々に影を彩っていく。

「ずずー、ずずー。ずずー、ずずー」

 ぱきり、ぱきり。

「っ・・・・・・」

「ああっ、いいよっ。とってもいいよっ。僕たちは友達になれるよ。きっとなれる。僕は知っているから。全部わかっているからっ」

 ぱきり、ぱきり。

「っ・・・・・・」

「はぁはぁ。はぁはぁはぁはぁはぁはぁ」

 視界が揺れる。ぐわり、ぐわりと揺れる。背が戦慄いて、とても、とても薄い肉に熱い汗が滲む。

「ずずっ。これからも頑張っていきたい。ずずー。支えてくれていた人たちに恩返しをしていきたい。ずずっ。妻にも、友人にも、諸先輩方にも、ずずっ。後輩たちにも。ずずー。うっ。それに、それにあの子にも」

「ああっ。もう少しだ。もう少しで、ふたりだけだ。もう少っ。っうう。はぁはぁ。はぁはぁ」

 視界が正常に戻る。それはかっちりとしていて、全てが確たるものとして明晰に立ち現れている。余韻の脈動が一つ、二つ。もう残照は音もなく消えて行って、夜が空を覆っている。それでも轟轟という音は止まなくて、それなのにパシャパシャという音がやけに大きく、まっすぐで無機質な電灯の光が作る影を薄くしたり濃くしたりしている。

「はぁはぁ、はぁー」

「ひゅー、ひゅー」

「ああ、また汚した」

「ひゅー、ひゅー」

「お父さんはもう君のことがどうでもいいみたいだよ」

「ひゅー、ひゅー」

「僕たちはね、今前を向いているんだ。同じ方向をね。一緒に見ているんだ。でも、それだけじゃね。それだけじゃダメなんだ」

「ひゅー、ひゅー」

「それだと同じだから。皆と同じだからね」

 浮き出ているあばらに沿って背を撫でる。脂の浮いた汗が指を濡らしていく。筋肉が緊張している。軽く薄っぺらい体を動かす。曲がらない指では、細い腕ではそれを拒むことはできない。揺れた瞳がダイヤの様にわざとらしく煌いている。

「ずずー、ずずー。ずずー、ずずー」

「本当にシーツが駄目になってしまったなぁ」

「ずずー、ずずー。ずずー、ずずー」

「本当に駄目だなぁ」

「っ・・・・・・。ずずー、ずずー」

「本当に、はぁはぁ。本当に、はぁはぁ。君は駄目だよ。はぁはぁ」

「っ・・・・・・」

「はぁはぁはぁはぁ」

 視界がまた揺れ始める。電灯がゆらゆらとしている。パシャパシャと音がする。熱い、とても熱い。轟轟という音が一層強くなっていく。

「はぁはぁ。僕たちは、はぁはぁ。同じものを見ているんだ。はぁはぁ、友達になったんだよ。でも、それだけじゃだめだ。ふう、ふう。だから君がいるんだ。僕たちは二人きりになるんだよ。ううっ」

「っ・・・・・・」

「はぁはぁはぁはぁ」

 呼吸の荒い男の下で、肋骨の浮いた腹がゆるやかに上下する。こもり切った臭気が鼻を満たして、脳にまで入り込む。彼は外の暗い空を仰ぐ。

「ああ、見てごらんよ。すごく穏やかな空だよ。きっと明日は晴れるだろうね」

「・・・・・・」

「そうだ、僕はね。今度お父さんのお祝いに行くんだ。お父さんの誕生パーティーと兼ねるんだってよ」

「・・・・・・」

 揺れる電灯の下で、男はなおも話を続ける。その様はとても愉快そうだった。

「僕はお父さんと友達なんだ。だから、行くんだよ」

「・・・・・・」

「お祝いにね。僕とお祝いに。確かに他に人はいるけど。それでも僕たちは二人だけになるんだよ。君のおかげだよ」

「・・・・・・」

「プレゼントは何にしよう。どうしたらいいと思う」

「・・・・・・」

「ふふふっふ。そうだね。もういいよね。きっとこの時が一番いいよね」

「・・・・・・」

「ふっふっふふふ。・・・・・・はぁはぁ」

「っ・・・・・・」

 矢継ぎ早に繰り出されるそれが締め切って臭気の満ちた部屋に虚しく集積していく。男の下の肉が収縮する。男は頬の肉を持ち上げると、もう一度呻きを上げた。汚れきったベッドのシーツにまた染みが増えていった。


 ぐにぐにと力なく動くそれを、丁寧に丁寧に、根気よく根気よく、球体のそれに張り付けていく。脂肪が固まり、かつての張りが失われたそれは力なく伸び切って、貼り付けることが大変でしょうがない。

「ああ、歯を取っておけばよかった・・・」

 後悔はどうしようもなく、捨ててしまったものに思いを馳せるけれど、それは何とも無意味なようで、容易く時間の果ての果てへと赴く想念とは裏腹に体を重たくする。

 引っ張って頬の丸みを付けようとするけれども、押さえつけている部分にどうしても皺が寄ってしまって均一にならない。他の場所も抑えようとするのだけれども腕は二本しかなかった。ふと思いついてセロテープを使ってみる。うまくいって、皺もなく広がっていく。盛り上がりを付けようとして、口の方から綿を詰め込んでみる。けれど、あまりに不自然に盛り上がってしまってうまくいかない。なんだかおかしくって、ちょっぴり愉快な気持になって、今度は少し綿を減らす。すると自然に頬が膨らんでいるように見えた。とても気持ちがよくなって、そこに接着剤と付けて、乾くまで置いておく。彼に送るもので、これがなくちゃ僕はただの猿になってしまうから。これほどまでに大切な仕事をしたのは初めてだ。良い仕事だ。とても良い仕事だ。

 フンフンフフフフーン。

 鼻歌が出てきて、空が嫌味なくらいに青くて、雲がとてもゆっくりと流れて行って、幸せだった。もう少しだった。あと少しだった。とてもとても幸福で仕方がなかった。

「総理、総理それは違うんじゃないんですか。総理。答えてください」

 社会正義に燃える彼の評判は上々で、いつでもテレビに映っている。昔と同じように細身で、スーツを着ている。彼の誕生会を兼ねたお祝いには僕もスーツを着て行こう。彼が今着ているのと同じ紺のスーツ。でも、ネクタイは違う色にしよう。

 もう春だから、風が強くなっていて、きっとお祝いの折には桜は散ってしまっているのだろうなとふと気が付いて、桜を添えてあげようと思った。こう今の頭と言っていいのかわからないところに、ふっと添えてあげてもいいのかなと思った。

「死刑は必ず必要です。いいですか、確かに人権はありますよ。でもですね。彼らは決して我々の言葉を理解はしないのです。考え方自体が違うんですよ。俺らの言っていることが理解できないんじゃ無い。きっと頭じゃ理解できてるんです。けどそれだけなんです。社会の中では生きてなんていけないんですよ。そんな人間に反省はありません。わかりますか、ないんです。絶対に無いんです」

 外はまだ少し肌寒いから、上着を着て行こう。桜の木は確か川沿いに植樹されていたから、そこまで行ってこよう。その間に接着剤は乾いて、きっとセロテープもいらなくなっているから。

「それはおかしいですよ。俺が感情的になってるって。そりゃそうです。感情抜きに何かを話すことなんてのは俺には出来ない。けど、気に入らないからっていうのは違う。許せないんですよ。俺は。例えば、懲役を受けて、出所してきて、それで万々歳、罪は償ったなんて言うのは許せないんですよ。おかしい。俺は死んでほしい。命で償ってほしい」

 上着はどこに置いただろうか。ああ、そうだ暗くなった瞼の中には何を入れようか。花びらじゃ芸がない。彼の好きだった昆虫でも入れてあげようか。一握の土くれでも入れてあげようか。湿った土と桜の香りはとても相性がいいだろう。

「おい、俺が息子のことを利用しているっていうのか。ふざけるな。お前、お前ふざけるんじゃないっ。この野郎っ」

 ああ、きっとすぐ済むから、テレビはつけっぱなしでいいか。窓もしっかり開けておかなくちゃ。風呂場にある彼の残りが最近少しだけ臭うから。でも、いいか。もうほんの少しだから。あとほんの少し。あと少しだから。

 ギイと鉄の扉が開く。一瞬だけ真っ白な光が差し込んできて、黒い男の影が浮かんだかと思うと、またバタリと締まる。後はしんとして、開け放たれた窓からは風が吹き込んで、カーテンを揺らした。先ほどまで彼が熱心にいじくっていたものの接着剤が剥がれて、まだ弾性の残っていた為に戻る。皺が付いて、詰めていた綿が落ちた。

「おい、触るな。触るなって。俺は落ち着いてるよ。俺は落ち着いてる。触るなって。離せって。ちくしょうっ。ちくしょうっ」

 

 とても広い部屋の中にわんさと人がいる。窓から取り入れられた光はめちゃくちゃに反射して、隈なく照らしている。ただ、わずかな領地を与えられていたはずの緑は不思議なことにすっかり萎れてしまっていた。けれど、人々はそんなことは心底どうでもいいようにオードブルをむさぼって、その口で訳の解らないことをたくさん喋って、シャンパンを喉に流し込んでいた。

 重たいプレゼントを両手でしっかりと持っている。揺らさないように慎重に人の波の間をさまよって辺りをきょろきょろと窺う。

「あら、貴方、赤棟さんでしょう」

 しわくちゃの顔を真っ白にして、干からびた唇に馬鹿みたいに口紅を塗りたくり、下品なくらい真っ赤な、暴力的に胸元と背中の大きく開いたドレスを着て、吐き気がするくらい香水を振りかけた年を取った女性が声を掛ける。

「赤棟さんでしょう。わたくし貴方の小説読んだわ。とても悲しいお話なことね。全て、そう、全ての人が幸せにー」

 つかつかと歩いていく。揺らさないように、慎重に両手で支えて。人込みを縫って。残された女性は呆気に取られて、魚のように口を開けていたかと思うと、急に真っ赤になり、後から来た筋肉質の男に当たり散らした。周りにいた数人がそれに気がついてどよめくが、結局は、オードブルを口に入れて、その口で訳の解らないことを楽しそうなていで喋って、シャンパンを喉に流し込んでいる。

 佐藤はたくさんの人間を侍らせ、輪の中心にいた。いつもの様にぴっちりとスーツを着た彼は白い歯を見せて笑う人々の中で楽しそうにしている。加奈さんの姿は見えなかった。力能によって象られたそれは周縁に従ってその力を強くし、より広がっていく。それなのに中心に近づく者はいなかった。

「すいません。道を開けてください。道を開けてください」

 大きな声を出す。驚いた数人が振り返る。波及するそれが中心に届くと、また大きく声が上がる。

「おお、カガシ。こっち来いよ。なんだよ」

 輪が割れて、歩み寄る。誰も近づけなかった中心へとゆっくりと、着実に。人々は見送る。佐藤はとても穏やかな笑顔で迎え入れる。

「おお、カガシ、お前、痩せたなー」

 はにかんで見せる。すっと両手で持っていたものを差し出した。黄色とピンクをした可愛らしい箱にリボンを付けた、スイカほどの大きさのものをズイと手を伸ばして。

「おお、プレゼントか。悪いな。ん、これはこのまま蓋を上にあげればいいのか」

 箱を受け取ってくれた彼から一歩下がってからにこやかな顔をしてコクリと頷く。とても笑顔で、周りの人間も祝福したように笑っている。彼は蓋を上にあげた。箱を覗き込む。土と花と、昆虫、そして饐えた匂いが一気に表に出てくる。辺りの人間はまだ祝福した顔をしている。佐藤の表情は初め、何もわからないというようなものだったが、徐々に曇り、両の手でしっかりと掴んだものをそのままに膝を折った。慟哭する。周りの人間もそこで初めてなにかと色めきだった。笑う。心の底から笑う。それは体の内から次々溢れてくる。

 バンッ

 大きな破裂音がした。ほんの少しだけ炎が上がって、佐藤があおむけに倒れる。彼の両手と顔からはたくさんの血が溢れて、真っ白な床に広がっていく。人々は逃げまどう。誰も彼も我先にと。力能で象られたものの一切はその一瞬で虚しく消えて失せて、たった二人だけが残った。 

「ハッピバースデーツーユー。ハッピバースデーツーユー。ハッピバースデーディア、洋二ー。ハッピバースデーツーユー」

 大きく口を開けて、どこまでも高らかに、力強く謳いあげる。パチパチパチパチ。パチパチパチパチ。パチパチパチパチ。

「おめでとうー。おめでとうー。おめでとうー。おめでとうー。おめでとうー。おめでとうー。おめでとうー。おめでとうー」

 誰も入ることのできない血だまりの中で、いつまでも、いつまでも壊れたおもちゃの様に声を張り上げ続けた。


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