森とクマ

@11245

第1話

天気がいい休日、そこに小さな少女がいました。少女は少し人が少ない田舎に住んでいます。

森と隣り合わせの家は自然を大事に思っての人々の願いでした。

その願いを未来ある子供達に触れさすためにわざわざ引っ越してくる人もいるようです。

そんな願いを知ってるのか知ってないのか、少女は毎日外へ出て遊んでいます。

今日は、どうやらお気に入りのワンピースを着て、髪飾りをつけてそして貝殻のイヤリングをつけてどれもお気に入りでご機嫌のようです。

「ちょっとそこまで遊んできます」

鼻歌まじりでスキップしながら外へ出かけました。

少し奥へ行くと、野生の動物が出てくるので危険としてなかなか行ってはいけません、しかし子供達は無知の場所を探検したいっていう思いがあり、ほんの少しなら行ってもいいだろうと探検をしたことがあります。

「おはよ、尚。

今日もあの秘密基地へ行こうか?」

「ええ、行きましょう。今日は楽しい遊具も作りましょう」

意気揚々とそう言い、森の中へ入って行きました。

友達五人で入る森はそう怖くはありません。

皆足元が悪い中、一生懸命進みます。少女も一緒になるべくお気に入りのワンピースを汚さないよう進みます。

しかし、足元ばかり注意していたからか、当分歩いているうちに友達とはぐれてしまいました。

さあ、困った大変だ。というところに、のっそり近づいてくるものがいました。

「やあ、どうしたんだい?

迷子になったのかい?」

質問にびっくり仰天です。

言葉が喋れるくまにであいました。

「い、いえ。私が今からここを通って秘密基地へ行こうとしているんです!」

そう嘘をつき、離れようとしました。

しかし、しつこいくまは何ということかついて来ます。

「なぜついてくるにですか?」

「君が心配だからだよ」

そう言われて何とも言えない空気になり渋々ついて来てもいいことにします。

日が暮れて、足元が悪くなったところ、まだ森からは抜けれません。

どうすればいいのか涙が少し出て来ます。

「大丈夫、そのままいくと君の住む街に出るから」

そのまままっすくに言われたとうりいます。

すると街の灯りが見えもう目の前っていうところでクマの方へ振り向くと、遠いい所にいましら。

「ありがと、クマさんお礼にこの貝殻のイヤリングをあげます」

そう言い遠くに投げクマは受け取りました。

そのまま真っ直ぐに少女は向町へ帰って行きました。

少女が投げたイヤリングは、今クマはしているかは定かではないが、クマと少女の中に思い出として残りました。

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