幕間五 変革

 辰彦たつひこあかりが対談をした数日後、辰彦は東の御方を説得し続けていた。

 紅玉のような陽が沈む赤木あかのぎ。次第に宵の空気が忍び込む東家の屋敷には、いつも以上に張り詰めた表情の女官達。厳しい顔で母に詰め寄る辰彦。少し困惑した表情の東の御方がいた。


「母上、聞いてください!」


 辰彦は薄藍うすあい直衣のうしを乱し、必死な表情で、もう何度繰り返したか分からない言葉を重ねた。


「私は寅彦とらひこと争いたくありません。寅彦は大事な弟です。ですから母上も、どうか西家と争うのをお止めください!」

「一体、どうしたというのです」


 脇息にもたれた東の御方はその美しい面を歪め、訝しげな瞳で辰彦を見た。


「貴方は天子になるのでしょう? そのために西家と争っているのではないですか」

「もちろん天子にはなります。けれど、もうそのために寅彦と争う必要はないのです」


 辰彦は両手を広げて語った。燈との対談の話を。彼女が見せてくれた希望を。


「私は天子になります。けれど、寅彦も天子になります。貴族出身の私と武家出身の寅彦が協力することで、この天羽あまはは変わるのです」


 始めは有り得ないと思っていた、西家との和睦。もう二度と、寅彦と兄弟として接することはできないと思っていた。それでもいいと諦めていた。

 けれど燈が、辰彦に希望を見せてくれた。「二人天子がいても構わないではないか」という、突拍子もない方法ではあったけれど。それでも辰彦は、それが天羽の希望になると信じられた。

 だから、辰彦は何度でも母に語る。例え認めてもらえなかったとしても、それなら認めてもらえるまで繰り返す。それが、次期天子のひとりとして天羽を治めることになる、辰彦の最初の仕事だ。


「貴族も武人も、最早天羽を形作る要素のひとつです。どちらが無かったとしても、今の天羽は存在しなかった。それなのに、貴族と武人が争うなど無意味です。これからの憂いを無くすためにも、天羽は貴族と武人が共存できる国に変えていかなければ」


 本当は、辰彦も大分前から気づいていたはずだった。辰彦と寅彦のどちらが勝っても、争いは続くこと。貴族も武家も既にひとつの「家」として確立しており、手を取り合わない限り憂いを断つ道はないということ。二つの勢力が争って一番疲弊しているのは、天羽の民であるということ。

 このまま争いを続ければ、いずれ天羽は弱小国として周辺国に失態を晒すことになるだろう。睹河原とがはらは今もなお戦乱の世。長年に渡って友好な関係を築いてきたりんも存続が危ぶまれ、今やいつ天羽と敵対しようとする国が台頭するか分からない。今のままでは天羽は分裂、最悪の場合この国の存在ごと消えかねない。


「貴族と武家が争う限り、天羽に未来はありません。母上もそれは分かっているでしょう? 燈様は、天羽の来るべき未来を考えて下さったのです。ですから母上も、どうか一緒にこの未来を見てはくださいませんか?」


 膝をつき、頭を下げ、けれど強い瞳で懇願する辰彦。それを見て、東の御方は静かに溜め息を吐いた。


「何度も言っているでしょう。天羽の天子は一人だけです」


 何度も訴え続ける辰彦に、しかし東の御方はにべもなかった。


「天羽の天子は一人だけ。そして貴方が先日対談したのは、燈様ではなく詠姫よみひめ様。天子を選ばれる御方。それが、これからも続く天羽の伝統です」


 東の御方は御簾を高く上げさせると、不機嫌な瞳で西の八津原の方角を睨んだ。


「武家と協力するですって? そんなことは有り得ません。武人など天羽の汚点に過ぎません。詠姫様に何を言われたのかは知りませんが、真幌月まほろづきを信仰し貴族を中心とした政治を行うのが天羽なのです。さあ、分かったらもう一度詠姫様と会って天子と認めてもらって来なさい!」


 声を荒らげ、東の御方は息子に退散を命じた。

 辰彦は項垂れた。ここ数日、ずっとこの繰り返しだ。早く西家とも話を纏め、天羽の混乱を止めなければならないというのに。


(自分の母親さえ満足に説得できないとは……)


 一礼し部屋を退出した辰彦は、僅かに唇を噛み締めた。あの対談の時、燈は何もかも捨ててでも天子にならなければという自分の考えを、根本から壊して希望を見出してくれた。それなのに自分は、なんて情けない。けれど。


「彼女がしてくれたことに報いるためにも、まず私が母上を説得して東家を変えなければ」


 誰にともなく呟いた時、背後でがさがさと大きな物音がした。


「何だ?!」


 叫んで振り返ると、屋敷内を警備していたはずの衛士が集まり、何かを取り囲んでいる。


「侵入者です!! 屋敷内に侵入した不届き者を捕らえました!」


 衛士の一人が、辰彦の方を向いて叫び返した。残りの衛士は下手人が暴れないように押さえつけているらしい。


「おい、大人しくしろ!」

「兄上!」


 衛士が声を荒らげた時、輪の中心からどこか懐かしい声がした。


「兄上、そこにおられるのですか? 俺です。寅彦です! 兄上に会いに来ました!」

「とら……?」


 辰彦は目を丸くした。何故ここに寅彦が。だが間違いない。記憶の中の声よりも多少低くはなっていたが、紛れもなくそれは寅彦の声であった。

 寅彦の発言に驚いたのは辰彦だけではなかった。


「まさか……。本当に、寅彦様なのですか」


 衛士がぎょっとして押さえつけていた手を離す。その隙をついて、包囲を抜け出した寅彦は辰彦の前へ駆け寄ってきた。


「お久しぶりです、たつ兄上」


 肩で息をする寅彦は、こっそり抜け出してきたのか粗末な茅色かやいろ水干すいかん姿。赤みを帯びた髪は乱れ、身体のあちこちに泥がこびり付いている。衛士が気づかないのも無理がないほど、とても一国の皇子には見えない姿だ。

 けれど、はにかむように少し頬を染めた笑顔は昔のままで、辰彦の胸に一抹の懐かしさを生じさせた。

 思わず緩む頬を意識して堪え、辰彦は弟を睨んだ。


「とら、どうしてこんな所に来たんだ」

「兄上に会いに来たのです」


 寅彦の返事はとても早く、簡潔だった。

 彼は幼い頃のままの澄んだ瞳を辰彦に向け、とても誇らしげに微笑んだ。


「兄上に言いたいことがあって、会いに来たのです。言葉にしなければ伝わらないこともあると教えてもらいましたから」

「言いたいこと……?」


 辰彦が首を傾げた時、後ろの御簾が勢いよく開いた。


「一体、なんの騒ぎですか」


 はっと振り返ると、東の御方が不機嫌な表情で辰彦の方を見ていた。寅彦が身を強ばらせる。


「母上……」


 辰彦はそう呟いたきり言葉が出ない。東の御方は息子の隣にいる寅彦を見ると、淫靡に微笑んだ。


「あら、そこにいらっしゃるのは寅彦様ではありませんか」

「東妃様……」


 声を掛けられた寅彦は、震える声で呟くと辰彦の直衣の袖をぎゅっと握り締めた。東の御方はそれには目もくれずおもむろに辺りを見回すと、今思いついたというようにぽんと手を打った。



「そうだわ。そこの誰か、今ここで寅彦様を殺しておしまいなさい」



「母上! 何をおっしゃるのですか!」


 あまりの発言に、辰彦は驚いて背後に弟を庇う。東の御方は、無垢な小鳥のように小さく小首を傾げた。


「いい方法ではありませんか。寅彦様がいるから、貴方も西家と和解しようとなどと言うのでしょう? 今ここで殺してしまえば、貴方が天子になることを邪魔する者はいなくなる。武人が天羽の治世に関与することもなくなる。素晴らしいことでしょう?」


 東の御方はそう喜々として語るが、皇子を殺害するなどいくら天羽で最も力のある貴族でも有り得ないことだ。何より、今後寅彦を失った西家が何をするか知ったものではない。間違いなく、すぐに天羽は戦火に包まれることだろう。

 衛士も駆けつけた臣下も、既にそれが分かっているのだろう。誰一人として動こうとする者はいなかった。


「どうしました? 誰もやらないのでしたら、私が自ら殺しますよ」


 痺れを切らした東の御方は、自ら懐剣の鞘を払った。周囲に津波のような緊張が走る。


「兄上……」


 背後で震える寅彦。辰彦は弟を背に庇ったまま両足に力を入れ、母を睨みつけた。


「辰彦、何をしているのです。そこをどきなさい!」

「どきません!」


 東の御方が、大きく肩を震わせる。驚くのも無理はないだろう。辰彦は今まで見せたことのないくらい鬼気迫る表情をしていたのだから。


「とらを殺させたりなどしません。私にとってとらは、唯一無二の大切な弟なのですから」


 笑みを浮かべ、誇らしさすらも感じられる表情で辰彦は吼えた。その言葉に、迷いなど一片たりとも見当たらない。寅彦とともに天羽を統治できる可能性を知った今、彼が迷う道理など何もない。

 不意に、袖の先がぐいっと引かれた。辰彦が振り返ると、寅彦が強い意思のこもった瞳で見上げていた。


「俺も、兄上が大切です。兄上と争うことなどできません。それを伝えるために、ここに来たのです」


 いつの間にか、周囲に人だかりができていた。東の御方が、片手に刃を握り締めたまま二人の様子を窺う。それを気にもとめず、寅彦はひたむきな声で辰彦に熱弁する。


「俺は、幼い頃遊んで頂いた時からずっと兄上を尊敬しています。兄上にお会いしたくて、約束を果たすために勉学も武芸も励んできました。決して、俺が天子になりたいと思ったわけではありません」


 繰り返し訴える寅彦。辰彦は黙って聞いていたが、くるりと身体ごと向けると錫色の瞳を柔らかく蕩けさせた。


「私も、ずっととらと会いたいと思っていたよ」


 東の御方に背を向けたまま、彼は穏やかに微笑んだ。


「あの時言った通り、とても強くて立派な男になったんだな」

「本当ですかっ?」

 寅彦がぱあっと顔を輝かせる。辰彦はそれを見て嬉しそうに繰り返し頷いた。


「ああ、昔とは大違いだ。……頑張ったんだな、とら」

「兄上……」


 辺りが、穏やかな空気に包まれた。春のそよ風のように柔らかで、白練の絹のように汚れの無い、ただひたすら真っ直ぐな交流に、彼らを取り囲んでいた衛士や臣下がしんと静まる。

 誰もが毒気を抜かれ、一人として声を出さない中、辰彦がゆっくりと東の御方を振り返った。

 懐剣を握ったままじっと佇んでいた彼女は、表情こそ平静を保っているものの少し驚いているようだった。

 辰彦は先程の鬼気迫る表情から一転、口元に淡い微笑みを浮かべて母に語りかけた。


「母上は西妃様も寅彦のことも嫌っておられましたから、私と寅彦がこれほど親しくしていたことをご存知ではなかったでしょう」


 寅彦は抜け道を通ってこっそり兄に会いに来ていた。辰彦も、寅彦のことを誰かに話したことは一度として無かった。幼いながら、母親達がそのことをいいと思わないと気づいていたから。

 そんな状況ではあったけれど、辰彦は弟を愛し、寅彦も自分を慕ってくれた。そのことを辰彦はとても嬉しく思う。今この絆があるからこそ、貴族と武人の確執など無くなると信じられる。東の御方を説得し、燈が語った未来を実現できると信じられる。

 だから、辰彦は東の御方に訴え続ける。彼女が知らないだけで、貴族と武人の溝を埋めるための布石は既に投じられていることを。他ならぬ自分の母親だからこそ、辰彦の思いを理解して、長く続く固定観念から一歩前に進んで欲しいということを。


「幼かった私と寅彦は、お互いどうして武人が嫌われるのかもどうして貴族が嫌われるのかも知らなかったから、このように仲良くなることができました。逆に言えば、互いに対する偏見さえ取り去れば、貴族と武人が手を取り合うこともできるのです」


 それぞれ違う場所を中心に、独特の進化を遂げてきた貴族と武人。違う価値観はもちろんのこと、それぞれ違う知識と技術を培ってきた。それらを否定せず、互いの理解を深め合っていけば、天羽は確実に飛躍することができるだろう。


「互いを理解し、認めあった先に、きっと今よりももっと良い天羽がある。私はそれを信じています。母上も、どうか一緒に信じてはくださいませんか……?」


 辰彦の必死の訴えに、東の御方は思い悩んでいるようだった。暫く静かに目を伏せていたが、おもむろに空を見上げた。呟きがぽとりと落ちる。


「今日は、月が見えませんね……」

「母上?」


 辰彦は首を傾げるが、東の御方は首を振るだけで何も答えなかった。

 それからどのくらい時間が経った後だろう。彼女はずっと握っていた懐剣を放ると、辰彦と寅彦を見つめた。複雑そうな表情のまま、抑えた声で言う。


「今日はもう、二人とも休みなさい。寅彦様にも部屋を用意しますから」

「えっ……」


 呆気に取られる二人を置いて、次に傍に控える女官に囁く。


「寅彦様に、部屋と着替えを用意なさい。辰彦と同等のもので構いません。……私も、今日はもう休みます」

「母上! これは、理解して下さったということなのですか?」


 そのまま自室に立ち去ろうとする東の御方を、辰彦は呼び止めた。彼女は振り返らないまま、細い声で一言だけ返した。


「……少し、考えさせてください」


 あまりにも弱々しい声に、それ以上辰彦も問い詰めることができずに押し黙った。

 寅彦が女官に案内されて去っていく。辰彦は私室に戻る前に、母がそうしたようにすっかり陽が暮れた夜空を見上げた。


(確かに、今は月が見えないが……)


 だが、今日は二十六夜の予定。夜明け近くに細い月が昇ることを、辰彦は知っていた。


                  *


 翌日、辰彦は寅彦とともに厩舎うまやに来ていた。

 聞くところによると、寅彦は昨日、西の御方と揉めて八津原の屋敷を飛び出してきたらしい。彼は、辰彦がともに西の御方を説得することを望んでいた。


「兄上の説得で東妃様の心も揺らいでおられるようでしたし、きっと母上も説得できると思うのです」


 辰彦に反対する理由は無かった。東の御方は未だ曖昧な返事をするのみだったが、西の御方を説得することも重要だ。辰彦はあまり馬に乗ったことは無かったが、幸い馬術の心得はあったので、八津原に向かって急ぎ出立しようとしていたのだ。

 辰彦は栗毛、寅彦は赤木に来る時にも乗ってきたという芦毛の愛馬に跨る。数人の従者を連れ、いざ東家の屋敷を出ようとした。


 その時、東の御方が裳裾をひいて厩舎の前に現れた。


 辰彦はそれを見て、素っ頓狂な声をあげた。


「母上?! どうしてここに……」


 東の御方は辰彦に近づくと、一輪の花菖蒲を差し出した。花色は紫で、折りたたまれた文が添えられている。


「辰彦、八津原に行くのでしたら、これを西妃様に差し上げてください」

「文、ですか……?」

「私がついて行くわけには参りませんが、きっと貴方達の力になるはずです」


 辰彦は暫し呆然と花菖蒲を見ていたが、母の言葉の意味を理解するとぱあっと顔を輝かせた。


「母上、西家と協力することを認めてくださるのですね!」


 東の御方は優美に頷くと、顔を上げて遠くを見つめる仕草をした。

 その視線の先は、瑞希みずきの宮城があるところ。


「ずっと、私は西妃様を認めたくなかったのです」


 在りし日の宮城を思うように、東の御方は遠くを見つめたままそっと呟いた。


「あの時、貴族と武家の両方から妃を出す必要があるのは分かっていました。世を早く平穏にするため、武家を少しでも政治に介入させるしか道はなかったのですから」


 それは恐らく、二人の妃が天子様に輿入れした時の話。

 東の御方も西の御方も、天子様が即位してすぐに妃になったらしい。辰彦が生まれる前なので詳しいことは知らないが、丁度その頃、八津原で武家が強大な力を持ち始めた。彼らは雨が少なく住みにくかった八津原を、睹河原から伝わった技術を用いて少しずつ発展させ、連日人が賑わう商業都市に造り変えた。そうして貴族にも並ぶ力を得た彼らは、中央の政治に対しても訴えを起こすようになった。

 暴動も幾度となく起こり、先代天子と妃、何人もいた兄皇子や皇女が亡くなったのもそのひとつが原因だったと聞いている。十五で即位した天子様は、貴族の娘を妃にするのと同時に、武家の不満を抑えるため、すぐに八津原で一番大きな武家である西家の娘を娶ったのだ。


「天子様は、二人の妃を娶ることをしきりに謝っていらっしゃいました。先代様は多くの妃がいましたし、貴族と武家からそれぞれ妃を娶ることは、彼が天羽のためを思って決めたこと。もちろん私はすぐに了承しましたが、心の中では西妃様を恨んでいました。私以外の人が、天子様に愛されるなんて許せなかったのです」


 もちろん、東の御方も政略結婚。親が望む通りに婚姻しただけ。けれど、彼女は本気で天子様に恋をしていた。いつかどこかに消えてしまいそうな天子様を、自分の元にずっと繋ぎ留めておきたかった。


「天子様はどちらの妃も愛してはいても、一度として恋をしたことはないと分かっていたのに」


 愚かな恋心を振り切るように、東の御方は泣き笑いのような表情で微笑んだ。


「私は西妃様と武家を疎むあまり、とても愚かなことをしました。辰彦の気持ちを知らないまま、何もかも押し付けて勝手に事を進めてしまいました。時代は既に変わっているにも関わらずです」


 これからは貴方達の時代なのですよと、東の御方は静かに聞いていた息子達に言う。


「あの時からずっと、私たちは互いにいがみ合い争うことしかできませんでした。けれど貴族も武家も、きっと天羽に必要なものだったのでしょう。貴方達が、そう気づかせてくれたのです。だから、期待していますよ」


 辰彦と寅彦が、これから天羽をどういう国にするのか。それはまだ誰にも分からない。けれど、長い間高く聳えていた貴族と武家の壁さえも乗り越えた兄弟の絆があれば、きっと良い国になることだろう。東の御方も、ようやくそれを信じられるようになったのだ。

 辰彦は頷いた。


「はい。私と寅彦と燈様で、天羽より良い国にしてみせます。……では、行って参ります!」


 辰彦は深々と一礼すると、花菖蒲を大事に懐にしまってから馬に跨った

 白い朝の光が辺りを満たす。並んで馬を駆る辰彦と寅彦を、東の御方はいつまでも見送っていた。

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