ジローマルさん達がブルーベリーに襲われるようです

ITetsuYK

00. Prologue : 俺たち…まさか…

それは新きめぇ丸を排除した時から十分すぎた話。

俺 ー ジローマル ー ときめぇ丸(分離中)は俺たちの動画を見返していた。


「うわっ、相変わらず怖いな…青鬼……」

「それだけは同感だよ…怖いねぇ…」


その時、きめぇ丸の目が突然猫のようになった。

不安な予感が頭を刺す。ただの気のせいだろーとおもった瞬間、

きめぇ丸がとあるプログラムを起動した。

そう、俺たちが怖がっているモノをな。


だが、ちょっと違った。


「お前、なにするんd…」

「さあ、ブルーベリーの波へようk…」


PCから強い光が出てきて、俺たちの姿がどんどん透けていく。


「ううーん…何するんだよ、きめぇ丸…?!」

「僕はただ…あれ?ここ、どこかねぇ…?」


気づけば大きなロビーのような空間に俺達は立っていた。


「…ここ、見覚えがある。」

「ああ、僕もたった今気付いた。」

「俺達…」「僕達…」

「「青鬼の世界にあるーーーー?!?!」」


続く。

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