名前当ててみて

セナ

第1話[僕の名前]

もう分からないくらいの砂が飛んで行く。

なんて強いやつだ。僕の仲間はやつに殺られた。

やつが不意にこちらに向かってきた時に、逃げ遅れた仲間は殺られた。

僕は必死に逃げた。これで何回目だろう。

今僕は食料を求めて歩を進めている。前に見えるのは仲間の黒い尻だ。





そう、僕は蟻だ。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

名前当ててみて セナ @nnn_s

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ