セカイを救う魔法使い

作者 聖願心理

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★★ Very Good!!

ある日突然自分の身体が変わってしまったら。
よくある意識の同居が『できない』はなし。
普通に考えて人間は"一人用"なのだから。
同じ"水"なら色が混ざるけれども、水と油なら分離する。
押しのけて――こぼれてしまうことだってある。

押しのけてしまった者、押しのけられてしまって取り残された者。
優しいウソ、取り繕うウソ。
何よりかわされる1つ1つの言葉には、ほんの少し毒があるようで。
他人を、そして自分を偽ることに苦しさを感じるところが
とても人間味のある部分だと思います。

★★★ Excellent!!!

異世界転移、もしくは憑依の異世界ファンタジーです。
その上で、人格消失病やレガトゥースなどの作者のオリジナルの用語が、私達に馴染んでしまった異世界に行くという異常事態にリアリティを与え、異世界の人々にとっても大事なのだと教えてくれます。
物語としてはまだまだ先がありますが、導入の時点で丁寧に作られた世界観が貴方を引き込んでいくことでしょう。